今回は『ボーダーランズ』シリーズの主要な舞台となる惑星パンドラを拠点に活動する、数々の組織やクリーチャーを紹介しています。
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- 惑星“パンドラ”で活動する多数の勢力
古代のエイリアンが残した謎の遺跡“Vault”を巡り、長い戦いが繰り広げられた“パンドラ”には、固有の目的や社会構造、生態系を持つ以下のような勢力が存在しており、それぞれが独自に行動し、ときにはプレイヤーを差し置いて互いに戦闘を繰り広げる様子を目の当たりにするでしょう。
Hyperion の支配に対抗する抵抗勢力“Crimson Raiders”
パンドラの“Vault”発掘に乗り出した“Atlas”社の私設軍隊“Crimson Lance”を前身とするゲリラ組織。初代“ボーダーランズ”の主人公を務めた 4 人の“Vault ハンター”が指導者的な役割を担い、“Hyperion”社に対する抵抗活動を続けている。
『ボーダーランズ 2』の主人公達を務める新たな“Vaultハンター”をはじめ、クラップトラップや考古学者で天才的な技術者でもある Patricia Tannis、メカニックの Scooter など、多くの主要キャラクター達を擁するプレイヤー勢力でもある。
“Vault”とイリジウムの独占を目論む“Hyperion”社
ハンサム・ジャックの暗躍により、Dahl 社や Atlas 社に代わってパンドラの新たな覇者となった“Hyperion”社は、惑星の支配を完全なものとするため、抵抗勢力である“Crimson Raiders”や治安を乱すバンディット達の排除を進めている。
“Hyperion”に所属する敵は、同社の戦闘員や技術者を含む武装した生身の社員と、無数のバリエーションが存在する“Loader” に代表されるロボット系の兵力に大別される。いずれも本作の主要な敵として登場するが、劣悪な労働環境から決して一枚岩とは言えず、様々な場面に登場する個性豊かな個体が悲哀に満ちたドラマを見せてくれるだろう。
固有の社会構造を持つバンディット達
『ボーダーランズ』シリーズ特有の世紀末感を象徴するバンディット達は、元々Dahl 社がAtlas社の目を欺き“Vault”の調査と発掘を進めるべく連れてこられた大量の犯罪者達が野に放たれ、武装化した小規模なグループを形成し部族化したもので、アニミズム的な宗教観を持つカルトや強力なリーダーが率いる野盗組織、文化的な生活を営み、縄張り争いを繰り広げているファミリーまで、大小様々な組織が乱立している。
また『ボーダーランズ 2』には、お馴染みのバンディット達とは別に、独自の変化を遂げた“Rats”と呼ばれるヒューマノイド勢力が新たに登場する。有毒な環境に適応した彼らは食人の風習をもっており、採掘施設を含む地下や市街地に潜み、様々な物品を盗み収集するスカベンジャーとして行動している。“Rats”達の規模はそう大きなものではないが、プレイヤーの所持品を盗む個体や“Badass”級の Rat は非常にやっかいな敵として“Vault ハンター”を苦しめることだろう。
野生動物を含むクリーチャー
地球の時間に換算すると 7 年も続くパンドラの長い冬を耐え活動を再開した野生の動植物は、その多くが飢えた肉食のクリーチャーで、バンディットや市民、“Hyperion”勢力の区別なく入植者を攻撃する。
パンドラには驚くほど多彩な野生動物が生息しており、同じ品種にも相当数のバリエーションが存在し、その大きさや外観がはっきりと異なる。代表的なクリーチャーとその特性については以下の紹介を確認してほしい。