遂に来るべく正式アナウンスが行われた、世紀末RPGシリーズ最新作『Fallout 4』。本記事では、公開されたインゲームトレイラー映像から見られるシリーズ共通点や、海外ユーザーによる分析および予想をまとめて紹介します。
■時計
画像は『Fallout New Vegas』のもの『Fallout』シリーズの特色である「荒廃した世界」は、作中で起きた大戦争“Great War”の影響によるもの。『Fallout 3』や『Fallout New Vegas』では、核攻撃を受けた瞬間と思しき時間帯「9時47分」を指したままで停止している時計が散見されますが、『Fallout 4』トレイラー映像では「5時47分」および「17時47分」ごろを指している模様です。
■ロケーション
以前から噂されていた『Fallout 4』の舞台ですが、映像に登場する建築物や「ポール・リビア」の銅像などを鑑みた上で、アメリカはマサチューセッツ州ボストンがマップとなるのではと、改めて予想されています。なお、今作の舞台がボストンになることは、2012年頃から噂が持ち上がっていたのも興味深い点です。
■Vault 111
トレイラー映像で登場するこのVaultは、『Fallout 3』『Fallout New Vegas』では未登場。『Fallout 3』の舞台“キャピタル・ウェイストランド”には“Vault 112”が登場し、メインストーリーに大きく関わる重要な施設とされていました。
■赤ん坊
幸せな時代と荒廃後の時代をザッピングして映す、ある種ブラックな序盤シーン。一部ユーザーの間では、ここで見られる父親の顔とVaultスーツを着た主人公と思しきキャラクターの類似性についても注目されています。
■ポスター
映像中盤には『Fallout 3』に登場したラジオ局“Galaxy News Network”のロゴと思しきポスターが登場。また、『Fallout New Vegas』で見られる看板広告“Rita's Cafe”と似た構図のポスターも。
■アイテム
シリーズ通しておなじみの回復アイテム“ヌカ・コーラ”は、本作にも当然の如く登場予定のようです。その他には“シュガーボム”や、印象的なルックスのパワーアーマーも大々的に披露されています。また、映像終盤にチラリと見える本棚には、シリーズに登場する“Grognak the Barbarian”を始めとしたコミックなどが収められているようです。
■BGM
今回のトレイラー映像で用いられたBGMは、海外のバンドThe Ink Spotsによる楽曲「It's All over but the Crying」。彼らは『Fallout 3』のテーマソングである「I Don't Want To Set The World On Fire」も手がけています。
