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アメリカのストロング国立演劇博物館が新設した「ビデオゲームの栄誉の殿堂(World Video Game Hall of Fame)」。今年4月に発表されたファイナリスト15作品の中から、殿堂入りとなる6作品が選出されました。
- 『DOOM』:id Software(1993年)
- 『Pac-Man(パックマン)』:バンダイナムコ(1980年)
- 『Pong』:アタリ(1972年)
- 『Super Mario Bros.(スーパーマリオブラザーズ)』:任天堂(1985年)
- 『Tetris』:Alexey Pajitnov(1984年)
- 『World of Warcraft』:Blizzard Entertainment(2004年)
殿堂入り作品
これらの殿堂入り作品はストロング国立演劇博物館で恒久的に展示されるとのこと。なお、最終選考は学者やジャーナリストなど、専門家で編成された選考委員会によって行われ、選考には以下の基準が用いられています。
- ■選定基準
- 認知度:ゲームが広く認知されていること。
- 期間:一時的な流行以上のもので、長い時間親しまれてきたもの。
- 地理的範囲:国境を超えて上記の基準を満たしているもの。
- 影響力:他のゲームの開発に影響を与えたもの。他のエンターテイメント分野に影響を与えたもの。一般的な大衆文化や社会に大きな影響を与えたもの。必ずしも三つの条件を全て満たす必要はなく、基準に基づいていれば良い。
『スーパーマリオブラザーズ』と『パックマン』、言わずと知れた国産タイトルが殿堂入りを果たした「ビデオゲームの栄誉の殿堂」。ストロング国立演劇博物館では2016年3月31日まで次なる殿堂入り作品の推薦を受付中です。「これは殿堂入りするべきだ!」と思うタイトルがあれば、推薦してみてはいかがでしょうか。