発売日が2015年11月10日に決定し、10月に入手が可能となる先行予約分は既に完売した、Valve手がけるハードウェア群。その中でも注目度の高い「Steam Controller(Steamコントローラ)」のインプレッションを、海外ブロガーDevin White氏が公開しています。本記事では気になるポイントをピックアップしてご紹介。
- コントローラー本体
- 各ボタンの押し具合は明確で満足。
- ハンドルに沿ったトリガーやボタンは非常にしっかりしており、繰り返しの使用による摩耗の懸念を感じさせない。
- コントローラー下部のアナログスティックとボタンは、親指を少し伸ばす必要があり、若干使いづらい。
- ヘッドセットを接続するコネクタはない。
- 他のコンソールのように、コントローラーでコンソールの電源を入れることはできない。
- いくつかの不満にも関わらず、本当に良くできたコントローラー。
- UIのクールなブルーはとても心地が良い。
- カスタマイズオプションで、最もユニバーサルなコントローラーを達成している。
- 全てのボタンが再マップ可能。
- Aボタン+トリガーなど、組み合わせによる登録も可能。
- 2つのトラックパッドは、Dパッド、個別ボタン、マウス、アナログスティックとして動作させられる。
- また、マウスのタイプ(トラックパッド、トラックボール、スティック)も設定できる。
- シミュレートされたトラックボールの摩擦から、何を意味するか分からないものまで、スライダーや無数のオプションで感度などを調整できる。
- デフォルトでXboxコントローラーのように動作するため混乱しない。
- 基本的なコントローラーを模倣するプリセットに加えて、FPSゲーム向けなどのプリセットも用意されている。
- コントロールセッティングをコミュニティーで共有可能。
UIとカスタマイズオプション
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- FPS
- キーボード+マウスに比べて正確ではないが、マルチプレイにおいても「もしマウスとキーボードだったら!」と思うことはなかった。
- 他のコントローラーと同じようにプレイできるとともに、マウスポインタを持つ利点がある。
- 『Psychonauts』のようにXbox 360コントローラーで問題が出る古いゲームでも、見事に動作した。
- ターンベースあるいはスローペースのゲームでは、コントローラーに関する問題は殆ど無い。
- プレイした中で唯一「うまく動作しない」と感じたのは『Magicka』。マウスポインタよりもボタン位置によるもので、異なるキーへの迅速なアクセスはコントローラーで苦労した。
- ほぼ期待通り正確に感じた。
- 『Torchlight』ではマウス+キーボードに比べても悪くはなかった。
- 『Sid Meier's Pirates!』はテンキー操作に対応するのが厄介だった。
- コントローラーのように感じながらマウスをエミュレートするという点では、このコントローラーは大成功。
- コントローラーでPCゲームをプレイする際、快適で機能的なコントロールスキーマを見つけることは困難な問題だったが、Valveはキーの再アサインとセッティングのカスタマイズを容易にした。
- ソフトウェアにいくつかの小さな問題がある。時々Steamオーバーレイが機能せず、そのためにコントローラー設定の編集はALT+タブをしたり、ゲーム開始前に行わなければならない。
- オーバーレイが動作した場合、1秒から2秒コントローラーが停止する。
- SteamコントローラとXbox 360の有線コントローラーを同時に使用できない。
- かつて使用した中で最高のコントローラー。多くのカスタマイズとトラックパッドの正確さは、以前には困難だったタスクを可能にする。
- キーボード+マウスの代用として、実際のキーボード+マウスを持たずして得られる、最高のキーボード+マウス体験。
- プロレベルのプレイは保証できないが、楽しめることは保証できる。
- 49.99ドルの価格は適正。それに十分見合う価値があると確信。
- Valveはこのコントローラーでの優れた仕事で賞賛されるべき。
- Steam Machineは買わなくても、Steamコントローラは好きになるだろう。
アクションゲーム
ストラテジーゲーム
RPG
結論