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撃ちまくりバカゲーとして名高いCroteamの『Serious Sam』シリーズですが、2001年に発売された第一作目『Serious Sam: The First Encounter』のシークレットが14年越しで解明されました。
2012年に発見されたDiscy89氏の手順
このシークレットは隠しマップの“Sacred Yards”に存在しており、2012年にヘビーユーザーのDiscy89氏によって初めて存在が確認。しかしながら、バグ的に見つかったために完全な手順とはならず、「一部のセクションをスキップできる」という認識にとどまりました。
2014年に発見されたSolaisYosei氏の手順
2014年、別のユーザーSolaisYosei氏が新たな手順を発見し、敵を一体も倒さずにクリアできることが判明しました。ただ、これも完全ではなく、真の手順は今年に入ってから明らかとなります。最近、デザイナーとしてCroteamに入社したSolaisYosei氏は、本作の開発当時にデザインリードであったRoman Ribaric氏(Croteam現CEO)から話を聞くことができ、遂に正確な手順が解明されたのです。
14年越しで解明された手順
実はこのシークレットは2001年にゲームとともにリリースされたエディタを使用すれば、どのような仕組みで動いているかが分かるのですが(SolaisYosei氏も最終的にレベルエディターを使用して解明)、ゲーム内のシークレットリストにも記載されていないシークレットであったためか、誰も“Sacred Yards”の中身を覗こうとしなかったようです。
特に意味は無いが、スペースを埋めるために「カミカゼ」の登場シーン
非常に難解で敵を全く殺さないという、『Serious Sam』のゲームプレイとは全く異質のシークレット。ある意味ではCroteamが2014年にリリースした一人称視点パズル『The Talos Principle』の原型とも言えるかもしれません……。