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Serious Games Interactiveは、歴史アドベンチャーゲーム『Playing History 2 - Slave Trade』内に実装していたミニゲーム「Slave Tetris」をゲーム本編から取り除いたと発表しました。
カジュアル層に向けた歴史体験アドベンチャーとして2013年9月よりリリースされていた『Playing History 2 - Slave Trade』。同作には奴隷をテトリミノとして使用する「奴隷版テトリス」とも言えるミニゲームが収録されていましたが、Steamでのセールを通して改めて注目を集めることとなり、ユーザーから多くの非難の声が寄せられました。これを受け開発元Serious GamesはTwitterを通して『Playing History 2』から「奴隷テトリス」を削除したと発表。しかしながら、ユーザーの間ではなおも差別的表現への強い反感が高まっています。
Steamストアページで確認できる概要によると、本作は18世紀に行われていた恐ろしい奴隷貿易の様子を目の当たりにする学習ゲーム的アドベンチャー作品であるとのこと。現在はSteam内同作ニュースページを通して、「奴隷テトリス」スタンドアローン版を「学習教材」として教育者向けに配信しています。