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先日、対戦系サードパーソン・シューターとして発表されたバイオハザードシリーズ最新作『バイオハザード アンブレラコア』。東京ゲームショウでステージイベントが行われ、バイオシリーズを統括する川田プロデューサー、本作のバンス・ジェームス プロデューサーが登壇し本作の特徴が紹介されました。
「20周年のチャレンジのひとつ(川田氏)」としてつくられたという本作。「ハイテンポに展開される接近戦闘の緊張感×ゾンビによる予測不能の状況変化」というコピーで、基本はPvPのシューターながら、ゾンビというバイオならではの特徴が加わっています。
ポイントはゾンビが単純に”敵”というわけではなく、対戦の中で利用できることもあれば脅威になることもある、ということ。「ベイトガード」という腕の装備にゾンビを咬みつかせ、そのままゾンビをシールドとして利用する、プレイヤーが装備している「ゾンビジャマー」という装置を破壊し、ゾンビに襲わせる、といったプレイが可能。
ハイテンポ、の特徴として、リスポーンなし、制限時間最大3分の「ワンライフマッチ」が紹介されました。モードはまだ他にもあるとのこと。
また、トリガーの強弱によって、カバーの度合いを調整する「アナログカバー」も、本作の特徴となっています。カバーからしゃがみ射撃、立ち射撃の選択も可能。
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ゲストとして、日本で最も有名な女性ミリタリーモデルで、ボディガードとしても活躍する乙夜(いつや)さんが登場。本作がリアリティを追求しつつ、サバゲーの魅力を取り込んだ作品になっていることを、プロの目線で紹介してくれています。
前述のアナログカバーや、「ハイスピード匍匐」といったアクションが、リアルなアプローチであることを、実践形式で紹介してくれました。また、最新の実写トレイラーも公開され、そこにも乙夜さんが参加しているとのこと。動画の冒頭をチェックしてみましょう。なお撮影はUSJで行われたそうです。
先日のPSカンファレンスで発表された時に、多くの人が思ったであろう「なんでバイオでシューターなの」という疑問についても触れており、「ゾンビという特殊な要素」や「ハイテンポな展開による緊張感」がバイオにつながるのでは、と話してくれました。ちなみに海外では『Umbrella Corps』という、バイオの名を冠さない形でリリースされます。
『バイオハザード アンブレラコア』はPS4とPCで2016年初頭発売予定です。