9月17日から9月20日まで開催された国内最大ゲームイベント「東京ゲームショウ 2015」にて、Visiontrick Mediaが手がけるパズルアドベンチャー『Pavilion』がプレイアブル出展されていました。今回、当編集部では本作をプレイしたので、ゲーム概要と共にファーストインプレッションをお届けします。
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『Pavilion』は、見下ろし視点で正体不明の男を誘導していくパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、フィールド上にあるオブジェクトやギミックを操作しながら主人公を誘導し、異様な雰囲気に包まれたステージを進めていく事になります。なお、本作はスウェーデン在住のHenrik Flink氏と東京在住のRickard Westman氏の2人組のみで作り上げたのだとか。
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本作の舞台や主人公の正体をはじめ、物語に関わる全ての要素が謎に包まれており、ゲームを進めていく内に断片的に解き明かされます。本作を少しばかりプレイしましたが、「ここは異世界か?それとも誰かの夢の中か?主人公はスーツを着ているようだが、我々と同じ世界の人間か?」と、物語の世界観を推察しながらゲームを進めていく奇妙な面白さがありました。
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最後に、Henrik Flink氏によるコメントを紹介します。「3年間の制作期間をかけてしまいましたが、ようやく完成にこぎつける事ができましたので、ぜひ『Pavilion』をプレイしてみてください。」
『Pavilion』はPlayStation 4/PlayStation Vita/PCを対象にリリース予定。PC版は2015年10月末に配信予定です。