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【海外ゲーマーの声】ユーザーが感じる「オープンワールド疲れ」とは

今回の「海外ゲーマーの声」では、広大なマップを伸び伸びと駆け回るゲームジャンル「オープンワールド」に「疲れ」を感じたユーザー達のコメントを紹介します。

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METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』や『The Witcher 3: Wild Hunt』、そして発売が控える『Fallout 4』や『Just Cause 3』など人気作&期待作が軒を連ねるゲームジャンル「オープンワールド」。今回の「海外ゲーマーの声」では、広大なマップを伸び伸びと駆け回るこのジャンルに「疲れ」を感じたユーザー達のコメントを紹介します。


anyone else going through open world fatigue?(“オープンワールド疲れ”を感じてる人っている?)」と題されたスレッドでは、『Far Cry 4』『The Witcher 3』『Dragon Age : Inquisition』『Grand Theft Auto V』などのタイトルに挑戦しつつも「プレイしていたけどすべて未クリア」と語るユーザーが登場。その理由は多過ぎるクエスト/ミッションにあるとのことで、一部タイトルの「ほとんどの収集要素とメインクエストが超だるい」と語られていました。更に「オープンワールド疲れを感じたことはないけど、“自由度の高いゲームをやる為の自由な時間”がない」と、大規模作品を楽しむためのハードルを感じさせる声も。


『GTA V』に代表されるクライムアクション×現代都市の世界観や、「バットマン」「スパイダーマン」「マッドマックス」などを自由に体験できる版権物など、決して一枚岩ではないオープンワールドゲーム。しかしながら、あるユーザーは『Shadow of Mordor』や『Dragon Age』『The Witcher』を例にしながら「中世×魔法のファンタジーものには少し食傷気味かな」と吐露。一方で、インディー作品『Salt』や『The Long Dark』といったタイトルを挙げながら、「(この2作は)まだプレイできるよ。だけど、“ミニマップでアイコンを見てまっすぐ向かったりファストトラベルを使って移動する”タイプには惹かれない」と感想を述べるユーザーも見られました。


これら2作品はコレクタブル要素や豊富なクエストよりも「広大な世界でのサバイバル/探索」にスポットを当てており、誘導されるようなミッションやクエストはほぼ存在しておらず、主に「生存や戦闘に必要なアイテムを集める」ためのオープンワールドが構築されています。


広大過ぎるオープンワールドに疑問を感じるユーザーも一定数見られていましたが、「疲れを感じたことはない」「オープンワールドを駆け抜けて探索するのが楽しい」「オープンワールドゲームの大ボリュームこそ求めているもの」と強い好意を示すユーザーからも多くのコメントが投稿されています。更には「とんでもない、もっとたくさん出て欲しい。自分を見失っちゃうくらいガッツリ作られたゲームが好きなんだ」との声も。しかしながら、そんなオープンワールドを愛するゲーマーにとっても「お使いクエスト(Fetch Quests)」や「グリッチ」、そして「ベルトコンベアーみたいに反復的で、流行を追っているだけ」のゲームに対しては辛口評価にならざるを得ないようです。


『Fallout 4』『Just Cause 3』のみならず、『Horizon Zero Dawn』や『No Man's Sky』などユニークなオープンワールド作品が待たれている昨今ですが、「高い自由度」の中に配置されたゲームデザインに注目することで、それぞれの持つ魅力が読み解けるかもしれません。
《subimago》
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    • スパくんのお友達 2025-03-22 13:12:14
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    • 運行 2019-02-07 10:06:14
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    • スパくんのお友達 2015-10-16 7:10:10
      オープンワールドをゲーム要素の1つの要素に留められるような作品が、
      これからは求められるのだと思う。

      オープンワールド化することで得られるプレイヤーの恩恵は、時間的変化と気候の変化がステージという概念がなければ、ゲーム内での自然な現象として捉えられる「この世界に入っている感」の部分と攻略する方法のバリエーションが何通りもあるという「決められた道を進んでいない自分が見つけている感」の2つにあると思う。

      もう、何人かの方は指摘しているが、オープンワールド化したことによって先ほどあげた要素の後者の部分でプレイヤーは「時間もないし、そこまでの労力をゲームに使いたくない」という壁にぶち当たってしまうわけだ。

      他の人も言っているが、消費者というのは本当に自分勝手だと思う部分もある。しかし、商売というのはそういう自分勝手な消費者をどんだけ納得させるかという見方もできるわけだ。

      結局のところ、どう構成するかにすべてかかっているんじゃないかな?
      サイドクエストにも細かく要素わけして、やり込めない人向けにフラグ立てしないと発生しないようにするとか、オプションから自分のプレースタイルにあったクエスト発生状況に設定できるとかね。
      3 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-16 4:32:58
      やっぱオープンワールドは連続して遊ばないな
      ゲーム内に情報が多すぎて疲れるんだろうな
      でも好きなんだよねw
      2 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-16 3:54:25
      これはオープンワールドっていうジャンルで考えるからややかこしい事になる。
      おもろいオープンワールドゲーもあればクソなオープンワールドゲーもある
      それだけ
      5 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-16 3:26:20
      これだけ意見が出て、この先どんな「オープンワールド」ゲームが出来てくるんだろうって期待出来る最高のジャンルだと思う
      3 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-15 23:06:12
      俺はオープンワールドとかではなく、時間制限があるゲームが窮屈でムリ
      デッドライジングのような、ゲーム世界の時間内で遊ぶタイプや
      ○時間内で○○しろ、みたいなやつ
      ちんたらやりたい
      8 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-15 21:20:29
      オープンワールドであることにこだわり過ぎて正直ゲームとしては微妙
      4 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-15 16:35:51
      クリア率○%、収集率○%って露骨に見えるとこに書かれてるオープンワールドはついサブも埋めたくなってしまうから特に疲れるな
      Skyrimみたいに久々にジャーナル見たらクエにもならない頼まれごと溜りまくり→めんどくさいからいいや!ってくらいに気楽に切れる方がいい
      5 Good
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    • スパくんのお友達 2015-10-15 16:22:37
      >117
      TESやダークソウルって、対極に見えて突き放した感とか、共通点多いんだよな。
      ウィッチャー3は、オープン化したとはいえ、どちらかというとドラゴンエイジとかFF系でドラマが主役だからムービーに先導されるシナリオの繰り返しで、プレイヤー=操作キャラが冒険してるかんじは薄かった。
      ベセスダの規模とフリーなフィールドで、ダンジョンはフロムみたいに攻略性が高い新世代のオープンワールドRPGとか出来たら、ド級だと思う
      0 Good
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