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E3 2015にて正式発表されたファン待望の最新作『シェンムー3』。ディレクター鈴木裕氏のフランス語版公式Twitterアカウントを管理しているDe ville David氏が鈴木裕氏へのインタビューを実施。様々な最新情報が明らかにされました。本記事ではその中から気になるポイントをピックアップしてご紹介します。
- 現在は決定した予算とゲームのフローに従い、Unreal Engine 4のテストに入っている。
- 『シェンムーオンライン』は外伝であるため、オリジナルストーリーとの繋がりはない。
- ストーリーダイジェストの形式(昔の動画あるいはUE4でのリニューアル)は検討中。カットされた「二章 船」は追加されない。
- 写真機能はできれば搭載したい。
- 鳥舞をどぶ板くらいの大きさにしたい。他の村ついては検討中。
- 好感度システムは涼とシェンファーに向けて作ったシステム。他のキャラに使うかどうかは検討中。ストーリーやゲーム進行への影響度も実験中。
- キックスターター限定の国際テレホンカードで、前作のキャラクターとできる会話は1つだけではない。
- 「ラグドールリアクション」「AIバトル」や「ハイグランドバトルシステム」について(未達成ストレッチゴール)
・「ラグドールリアクション」:ラグドール、モーションブレンディング、IKコンストレインを上手く組み合わせてバトルのリアクション…例えばNPCのリアクションをもっとリアルにしたい。
・「AIバトル」:相手との位置や距離や状況に応じて、自動的にバトルの技が出せるようにAIでコントロールしたい。
・「ハイグランドバトルシステム」:キャラクターの周りのものを使って、バトルに臨場感と戦略を加えたい。UE4の物理現象を連鎖させて、より複雑で楽しいバトルにしたい。 - 涼はシェンファと一緒にいる時もあれば、一人になる時もある。
- 過去作のようにアイテムを細かく観察できるようにしたい。
- 9月17日より始まったPayPalでの支援は、国内からの日本語での申し込みや追加の購入が可能。ストレッチゴールにも対応。
- 『シェンムー3』には四天王の藍帝(蒼龍) と炎帝(鳥隼)が登場。
- 日本語版と英語版の音声切り替えが可能かどうか検討する。
詳細な内容およびインタビュー全文はShenmue Dojoのフォーラムをご覧ください(英語・日本語で掲載)。なお、鈴木裕氏はシリーズファンおよび新たなプレイヤーに向けて次のように語っています。
- 「シェンムーファンの皆さんについては14年間ぐらい待ってくれて、本当にありがとうございます。シェンムーIIIではシェンムーI&IIにない、新しい遊びをチャレンジしようと思っています。シェンムーI&IIとか全く同じ遊びを期待している人がいるかもしれませんが、鈴木裕は常に新しいことにチャレンジするクリエイターだと思って、シェンムーIIIを応援してくれると嬉しいです。新しいシェンムーを応援して下さい。
はじめて遊ぶ人については、シェンムーIとIIを遊んでなくても、知らなくても楽しく遊べるように、シェンムーIIIを作る予定です。はじめてのプレイでも、シェンムーの良さが伝わるようなゲームになるので、是非遊んでみてください」
『シェンムー3』はPS4/PCを対象に2017年12月末発売予定です。