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7月に『Dead Island 2』の開発から離脱したことが明らかとなったドイツのデベロッパーYAGER Developmentですが、その件について同社マネージング・ディレクターのTimo Ullmann氏がGame Industryのインタビューにて心境を語っています。
Ullmann氏は開発終盤の段階でのプロジェクト中止は様々なレベルにおいて致命的であるとし、「本当に最悪の結果。関わった人すべてに損失を与えます」と落胆の色を見せています。YAGERは『Dead Island 2』開発からの離脱によって担当部門を閉鎖。多くの雇用が失われ、一部の人々は新たな会社を設立するためYAGERを去りました。
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力を注いだプロジェクトの中止は初めてではないとしつつも、やはり『Dead Island 2』を完成させられないのは残念だったようで、開発チームは大きなショックを受けたそうです。しかしながら、それでも前に進まなければならないとUllmann氏は話しており、パブリッシャーDeep Silverの決定を批難することなく彼らの成功を祈っているとのことです。
『Dead Island 2』はPS4/Xbox One/PCを対象に2016年発売予定。現時点では開発を引き継ぐデベロッパーは発表されていません。なお、YAGERはGrey BoxのもとでPC向けの空中艦隊アクション『Dreadnought』を開発中です。