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エレクトロニックアーツは、2015年11月12日に発売を控える、レーシングゲームシリーズ最新作『Need for Speed(ニード・フォー・スピード)』のジャパンプレミアイベントを開催しました。
『Need for Speed』は、ポルシェ・911やランボルギーニ・ディアブロ、トヨタ・86など世界の様々なスポーツカーを収録し、米国ロサンゼルスをモデルにした架空の都市「ベンチュラ・ベイ」のストリートでスピードを競ったり、ストーリーモードを進めたり、オンラインで仲間とドリフトプレイをしたりと、様々な視点からクルマとその文化を楽しめるゲームです。
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今回開催されたイベントには、スウェーデンを拠点にする『Need for Speed』の開発会社Ghost Games所属の、日本人アートディレクター中村雄太氏と、実在のアウトローのカリスマとして作中に登場する諸星伸一さんが登場しました。
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中村氏は本作について「過去シリーズの良いところを組み合わせた完成系です」と紹介。ゲームの基本概要を解説するプレゼンテーションを行うと共に、実際にゲームをプレイしながら作品の魅力を伝えました。クルマの選択や、カラーリング、ドレスアップなどのカスタマイズ。そしてベンチュラ・ベイに繰り出し、まるで本物の街のように表現されたフォトリアルな世界をかっ飛ばします。
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中村氏のプレゼンが終わると、ド派手なカスタムが施されたランボルギーニ・アヴェンタドールとともに諸星さんが登場しました。会場のアヴェンタドールを含め現在4台のランボルギーニを所有する諸星さんは、愛車に独自のカラーリングやドレスアップを施しており、ランボルギーニカスタムのカリスマとしても有名です。
本作出演のきっかけは、「Underground Heroes」というYouTube動画。これを見た開発スタッフは、諸星さんの生き方とともに、ド派手にカスタムされた愛車のランボルギーニに衝撃を受け、ゲームの世界観にぴったりだと出演を依頼したといいます。
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ステージに立った諸星さんは「小学生の時から自転車を改造したり、バイクが乗れるようになるとその改造にも手を出したりと、昔からカスタムが好きでしたね」と振り返ります。ランボルギーニとの出会いは、道を走っていた時にものすごいスピードでランボルギーニに追い抜かれたのが初めて。その時の印象があまりにも強烈で、「いつかはランボルギーニに乗ってやる」と奮い立ったそうです。
以降、様々なビジネスを展開し、憧れのランボルギーニを手に入れた諸星さん。もちろんカスタムも施し、世界に一つだけの愛車を作り続けてきました。そんな中、ド派手なピンクの塗装やLED電飾を施したディアブロSVで、ランボルギーニ社50周年記念のイタリアのツアーに参加した時はこんなエピソードも。「イタリアの街で抜群に目立ち、現地の人も驚いていましたね。僕も盛り上がって、少々やんちゃに走ってしまい、良くも悪くも有名になってしまいました。結果、ランボルギーニの社長からも注意を受けました」。
その後、「Underground Heroes」を見たランボルギーニ社は、諸星さんを完全に悪人と思い、日本法人に「モロボシにはクルマを売るな」と指示も出したそう。「(動画の)演出もあって暴力団と勘違いされてしまいました。現在はその誤解は解消されクルマを無事に納車できるようになりましたが、僕のカスタムも少しはわかっていただけたのかな(笑)」と、ランボルギーニは数々の思い出と伝説があるようです。
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その諸星カスタムのディアブロSVも作品に登場しています。「細部のLEDまで再現されていて驚きましたが、ゲームに愛車が登場するのは不思議な感覚ですね」と諸星さん。「今までの常識を変えるくらいのリアルさに驚きましたね。実際にはできませんが、警察を挑発してカーチェイスができるのも楽しいポイントです。ぜひ皆さんにもプレイして欲しいですね」とゲームの感想を話してくれました。