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【PR】「G-GEAR mini」を触ってみた!聞いてみた! アワード4年連続受賞の新モデルに迫る

「ゲームPCアワード 2015」デスクトップPC部門の最優秀賞に、ツクモの「G-GEAR」が選ばれました。7月に新モデル「G-GEAR mini」を発売した同社の取り組みについて、G-GEAR開発責任者の森秀範氏と檀特教遵氏に詳しい話を聞きました。

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◆小型かつ高い拡張性備えたゲーミングPC「G-GEAR mini」開封/ベンチマークレポ

Project White(ツクモ)が展開している、ゲーミングPCブランド「G-GEAR」シリーズ。今年7月、ツクモオリジナルのコンパクトな新筐体を採用した最新モデル「G-GEAR mini」が新たなラインナップに加わりました。製品開発担当者へのインタビューに続いて、編集部では、その開封/ベンチマークレポートをお届けします。

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さて、「G-GEAR mini」はユーザーのニーズにあわせた各種スペックのモデルを取り揃えていますが、今回編集部に届いたのは、CPUにCore i5-4460、グラフィックカードにGTX 950、メモリ8GB、HDD 1TBを搭載したモデル。すべてのモデルにおいてディスクドライブを廃止、フロントベイに高さを抑えた筐体が特徴で、背面のI/Oポートもシンプルにまとめられています。

■小さく抑えつつも拡張性を残した小型ケース

箱から本体を取り出して見ると、フルタワーケースに比べると、高さも幅も奥行きも、驚くほど小さいことがわかります。ケースの角は少しだけ丸みを帯びた、やわらない印象を受けるデザイン。


続いて、内部へとアクセスするケースのサイドベイを開放。中身を覗いてみると、容積の大半を電源とHDD、そしてグラフィックカードが占めていて、CPUとセットになっているマザーボードはかなり小型のものを採用していているのがわかります。


横から見ると、左上にマザーボードとCPUファン、その隣にHDDと電源、下部にグラフィックカードが配置。特に注目すべきなのがグラフィックボード部位のスペースで、長大なハイエンドカードを装着したときに長さが邪魔しないよう巧妙に設計されています。


マザーボードはASUSの超小型な「H81I-PLUS」を採用しており、拡張スロットはPCI Express x16の1つだけになるものUSB 3.0やLANポートなど基本的なものを備えています。エアフローに関しては、電源の排気がケース上部に向いているため、上に障害物を置かないことが重要です。加えて、ケース全体がメッシュ加工されているため、周辺に多少のスペースを空ければ冷却に必要なエアフローを確保出来ます。

HDDのストレージスペースは特殊な配置になっていて、開閉型トレイの内側に3.5インチベイが1つと2.5インチベイが2つ設置。小型PCケースであるものの、SSD+HDDの構成も取れるようになっています。



■人気タイトルのベンチマーク測定結果は?

GTX 950を搭載した本機のベンチ―マークを、主要なソフトで計測してみました。『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』におけるフルHD(1920x1080)解像度の最高設定におけるベンチマーク結果は、1回目のスコアが6247で平均フレームレートが48.3fps、2回目が6251で平均48.33fps、3回目が6255で平均48.43fpsでした。キャラクターが入り乱れる戦闘シーンでは、フレームレートが30fps近くなることもあるものの、通常プレイにおいては平均50fpsなので若干設定を落としてプレイすると快適に遊べるかもしれません。



「3DMark」のSKY DIVER 1.0通常設定でのスコアは15442で、コンバインドテストでのfpsは64.54を記録。Oculus Rift要求スペックのスコアと比較すると7千以上差が開いていますが、構成がグラフィックカード以外に大きな変化がないためグラフィックカードの差によるものと推測できます。


ゲームタイトルでは、Valveのシューター『Counter-Strike: Global Offensive』の平均fpsが100以上、Riot GamesのMOBAタイトル『League of Legends』でも快適に動作することを確認。現在主流のゲームタイトルを遊ぶには十分と言える性能ですが、それでもグラフィックカードの性能に左右されることが多いので、場合によっては注文時にBTOオプションでのカスタマイズも視野に入れておく必要があるかもしれません。


■手軽さと拡張性が両立したコンソールとPCの橋渡し役か

このベンチマーク結果から、基本スペックが良いとしてもグラフィックボードの性能が多少ボトルネックであるため、リッチな新作タイトルを最高設定でプレイしたいゲーマーには厳しいかもしれません。しかし、『LoL』といったMOBAタイトルや『CS:GO』などの現在主要なPCゲームは、十分に動作するものとなっています。

今後、ハイエンドなグラフィックカードに換装することも考えても、十分なスペースを確保していることに加えて、SSDのストレージを追加するスペースがあることが魅力です。約10万円という価格面や小型サイズの手軽さ、かつ高い拡張性から「コンソール機とPCの橋渡し」役としても十分な拡張性を備えているため、これからPCゲームを初めてみようと考えているユーザーには十分なハードではないでしょうか。

《Game*Spark》
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