この「GLAND FINALS出場決定戦」では、2015年12月27日に行われたオンライン予選トーナメントに勝利した4チーム、2016年1月9日午前に行われたオフライン予選トーナメントに勝利した4チームの計8チームが出場し、決勝GLAND FINALSの出場権をかけて戦いました。実況には StanSmith 氏、解説にはMokson 氏が招かれ、試合の様子を分析しつつ盛り上げていきます。


試合開始前にくじ引きによって決定した対戦カードは以下の通り。
- 第1試合 ILLMATIC VS Elevens Gordon
第2試合 GGstack VS PotentiaL
第3試合 Divine Brothers VS Carved Seal
第4試合 Team GL VS UC noob Revenge
なかでも注目のチームは2015年8月に開催された『Vainglory』の世界大会「Vainglory World Invitational」で準優勝を果たした「Divine Brothers」です。今回実況を担当するStanSmith選手は元メンバーで、彼がチームを脱退し、新たなメンバーを迎えての挑戦に注目が集まります。試合は最大3試合行われ、先に2本先取したチームの勝利となります。
■第1試合 ILLMATIC VS Elevens Gordon

第1ラウンドではElevens Gordonが序盤から苦しい展開になりました。対するILLMATICはきれいな集団戦を見せ、相手にキルを一切与えない破竹の勢いで第1ラウンドを制しました。第2ラウンドでは白熱したジャングル戦が展開。しかし、Ayasaki選手の巧みな立ち回りがチームに貢献し、2ラウンド目もILLMATICが勝利、GLAND FINALSへの出場権を手に入れました。
■第2試合 GGstack VS PotentiaL

第1ラウンドの序盤は両チームとも攻め切ることができずに均衡した状態が続いていました。GGstack側もすばらしいプレイを見せたものの、ブラックフェザーの終盤の強さに徐々にGGstackが押され始め、第1ラウンドはPotentiaLが勝利を収めました。第2ラウンドは15分ごろまで静かな展開が続きました。その後一気に終盤戦へ。このラウンドもPotentiaLが勝利し、GLAND FINALSへの出場権を手に入れました。
■第3試合 Divine Brothers VS Carved Seal

第1ラウンドはDivine Brothersが序盤から仕掛け、4分で1本目のタレットを破壊。その後も勢いは衰えず8分という驚異的な速さで3本目のタレットも破壊。その後も優勢を保ったまま第1ラウンドはDivine Brothersが勝利しました。第2ラウンドもDivine Brothersはジャングル、レーンに上手くプレッシャーを与え続け、常に優勢を維持し続けました。そして、圧倒的な強さでこのラウンドもDivine Brothersが勝利し、GLAND FINALSへの出場権を手に入れました。
■第4試合 Team GL VS UC noob Revenge

第1ラウンドはお互いにタレットを破壊しあい、拮抗した試合展開になりました。一時はUCがリードしたものの序盤のわずかな優勢を生かしきれず、Team GLが怒涛の逆転劇を演出。第1ラウンドは見事な試合でTeam GLが勝利しました。第2ラウンドも一進一退の白熱した試合になりました。しかしTeam GLの完璧な集団戦でまたも見事に勝利。お互いの実力が拮抗した見事な試合の末、Team GLがGLAND FINALSへの出場権を手に入れました。
以上の試合の結果、GLAND FINALSへ出場するチームは、ILLMATIC、GGStack、Divine Brothers、Team GLとなりました。GLAND FINALSは1月23日(日)12時よりベルサール秋葉原にて開催されます。優勝チームには賞金100万円と『Vainglory』を生んだゲームスタジオである「Super Evil Megacorp」本社ツアーが贈られ、さらに「Vainglory国際プレミアムリーグ[VIPL]」への出場権が獲得できます。優勝を目指して戦う4チームの白熱した試合は必見です。
