NPD報告によれば、12月に米国で最も売れたコンソールハードはPS4で、年間を通してもXbox OneやWii Uを大きく引き離しているとのこと。PS3、Xbox 360、Wiiの前世代機は2014年12月と比較して販売台数が71%もダウンしていて、ここ1年間で世代の移り変わりを強く感じさせます。
- ソフトウェアランキング
1. Call of Duty: Black Ops III (Xbox One, PS4, 360, PS3, PC)
2. Star Wars: Battlefront (Xbox One, PS4, PC)
3. Fallout 4 (PS4, Xbox One, PC)
4. Madden NFL 16 (PS4, Xbox One, 360, PS3)
5. NBA 2K16 (PS4, Xbox One, 360, PS3)
6. Grand Theft Auto V (PS4, Xbox One, 360, PS3, PC)
7. Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege (Xbox One, PS4, PC)
8. Minecraft (360, Xbox One, PS4, PS3)
9. Minecraft: Story Mode: A Telltale Game Series (360, Xbox One, PS4, PS3)
10. FIFA 16 (PS4, Xbox One, 360, PS3)
※本体同梱版のソフト販売数はランキングに計上されていません。
ソフトウェアでは、Activisionの『Call of Duty: Black Ops III』がトップに君臨し、フランチャイズとしても7年連続でチャートトップ常連であり、唯一匹敵するのは2013年のオリジナル『Grand Theft Auto V』のみ。やや落ち着いた感もあった『Star Wars: Battlefront』は、映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開にも助けられ、大きく数字を伸ばしたと分析されています。
以降は、『マインクラフト』や『GTA V』、各種スポーツフランチャイズなど、TOP10入りしているのはロングヒットタイトルばかり。時期的な意味でも、クリスマスプレゼントで本体と同時に定番ソフトが買われるケースが多いようです。
NPD Groupの報告データは、(北米ではなく)米国内のみを対象とし、ダウンロード販売や中古販売、本体同梱版は含まれない点は留意しておく必要があります。
なお、今月NPDからは、2015年の米国ゲームソフト販売ランキングも発表されています。
※NPD Groupの報告内容にしたがって記事を一部修正しました。