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『ARK: Survival Evolved』の訴訟問題が和解―いくつかの事実も明らかに

Studio Wildcardがヒット作『ARK: Survival Evolved』の開発において、競業避止義務違反があったとして、Trendy Entertainmentのオーナー会社Insight Venturesから訴訟を受けていた問題で、和解が成立したことが発表されました。

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『ARK: Survival Evolved』の訴訟問題が和解―いくつかの事実も明らかに
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ARK: Survival Evolved』の開発元Studio Wildcardが、競業避止義務違反があったとして、『Dungeon Defender』シリーズで知られるTrendy Entertainmentのオーナー会社Insight Venturesから訴訟を受けていた問題で、和解が成立したことが発表されました。

訴訟はTrendy Entertainmentの元社長Jeremy Stieglitz氏が『ARK: Survival Evolved』の開発に携わっていたとして起きていたもの。Stieglitz氏は2014年にTrendyを退職した際、Insightと1年間の他の開発スタジオで働くことを禁止する競業避止と、Trendyから従業員の引き抜きを禁止する契約を締結していたとのこと。また、海外メディアGamasutraによると、5年間の間、全てのゲーム関連活動で得た利益の20%をInsightに提供する契約が結ばれていたと伝えています。

Studio WildcardはJesse Rapczak氏とJeremy Stieglitz氏の妻Susan Stieglitz氏によって2014年に設立され、『ARK: Survival Evolved』の開発にJeremy氏も密かに関与したことが疑われていました。和解の合意に至った支払額は不明ですが、Insightが裁判所に提出した訴状では、2600万ドルの支払いが求められていた他、Susan Stieglitz氏のTwitterでは6億ドル求められているとするコメントが投稿されています。

早期アクセス中である『ARK: Survival Evolved』のゲーム開発にも影響が懸念されますが、今回の訴訟に対してStudio WildcardとTrendy Entertainmentは共にコメントを発表していません。

UPDATE 2016/4/18/16:15: 文中の誤表記を訂正いたしました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
《水京》
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