フジテレビが持つ企画・キャスティング力と映像コンテンツ制作力、グリーが持つVRコンテンツ開発力とWeb・アプリ開発力を結集し、良質なVRコンテンツを製作提供する体制の構築し、日本におけるVR市場の拡大の一翼を担う本プロジェクト。提携第一弾として、良質なVRコンテンツの製作を希望するクライアント企業に対して、VRコンテンツ制作に関わる企画・キャスティング、撮影・編集、アプリ・機能開発、イベント運営、配信、プロモーションなど、全ての領域をワンストップで提供していきます。
フジテレビは2015年に、次世代の映像配信技術を活用したコンテンツを提供する研究開発コーナー「FOD LABO」を総合エンターテインメントサービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」内に新設。『360°水中パノラマ水族館』『360°パノラマ花火大会』など360度撮影したVR動画コンテンツを提供、VRコンテンツの制作・研究開発を進めてきました。
グリーは2015年の東京ゲームショウにて初のVRタイトル『サラと毒蛇の王冠』を出展。同年11月に「GREE VR Studio」を立ち上げ、2016年4月には北米VRスタートアップを中心に投資するファンド「GVR Fund」を組成して北米での投資事業を開始。自社開発によるノウハウの蓄積や市場の拡大に取り組んでいます。
■山口真(フジテレビ コンテンツ事業局長)コメント
今、フジテレビは先端テクノロジーとエンターテインメントを融合させるべく取り組みを強化しています。その中でVR市場は今後最も豊かな成長が期待できる分野のひとつであり、今般のグリーとの戦略的なアライアンスにより、互いのノウハウを活用して、これまでにない新たなユーザー体験を提供していきたいと考えています。特に、スポーツや報道、音楽ライブといったジャンルでのコンテンツ制作とVRの親和性は高く、テレビ局のノウハウを最大限活用して、これらのジャンルを中心にユーザーに支持されるサービスを開発していきます。
■青柳直樹(グリー 取締役 執行役員常務)コメント
グリーではVRを次世代プラットフォームになりうるものと位置づけて、ゲーム開発を中心に積極的に取り組んできました。今後VR市場が拡大していくためには、より多くの人にVRならではの良質な体験をしていただくことが最も重要だと考えています。VRはゲームだけに限らずあらゆる領域で利用が可能であり、今回、日本を代表する映像コンテンツ技術、サービスの実績とノウハウを持つフジテレビとの提携により、良質なVRコンテンツを全方位的に制作できる体制を作り、市場全体の拡大に貢献していくことを目指します。
フジテレビとグリー、VRサービスおよび事業開発で業務提携―共同プロジェクト「F×G VR WORKS(仮)」始動
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