●IGN Italia: 93/100
●Destructoid: 90/100
- 『Stellaris』はとっつきやすく、ゲームに打ち勝つ楽しみもある。ハードルの高いストラテジージャンルにとって、これ以上ない最高のコンビネーションと言えよう。
●Game Debate: 85/100
●PCWorld: 80/100
●PC Gamer: 70/100
- 序盤の約束を果たすような作品になって欲しい。正しい方向性に定めて調整を施せば『Stellaris』は名作になり得る。今のところ、その可能性は最大限に活かされていないようだが。
- 『Stellaris』はナイスなアイデアに満ち溢れているし、その発想を落とし込んだ素晴らしいスペースストラテジー作品として輪郭もハッキリしている。しかしゲーム序盤を越えると細々したことをやらされるし、その後も淡々とゲームが進んでいく。Paradoxはこれまでもリリース後数年にわたって大規模アップグレードを行い開発タイトルの評判を上げてきたし、『Stellaris』も本来のポテンシャルに届くためには、それらの愛が必要である
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海外で5月9日よりリリースされたParadox InteractiveのPC向け新作スペースストラテジー『Stellaris』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは78点。全20件のうち17件のレビューで「高評価」、残る3件で「賛否両論」と評価されています。
初日販売本数では人気シティービルダー『Cities: Skylines』を凌駕し、24時間で200,000セールスという数字を打ち立てながらParadoxの新記録を達成した本作。ソリッドに作り込まれたコロニーの運営や探索ミッションなど、ストラテジーゲームの基礎部分はなかなかの高評価を博していました。その一方で「ゲームの進行が遅い」「外交パートが薄い」といった不満も抱かれていましたが、追加コンテンツやメジャーアップデートによる今後の成長が大きく期待されている模様です。
高評価と賛否両論のレビューが出回る一方で、米KotakuやRedditでは「IGNによる低評価レビュー」を巡る疑惑が生じていた様子。開発元のParadoxが過去にGamerGate関係者を支援していたとの情報を基に、「IGNが意図的に評価を下げた」との噂が立っていたようです。しかしParadox公式Twitterはこれを払拭するコメントを発表しながら、IGNの評価を快く受け入れる姿勢やレビュアーへの信頼を語り、今後も同メディアへレビュー用コードを送る方針を明かしました。
本作はSteamおよびParadox公式ストアで販売中。通常版価格は3,980円/39.99ドル。オリジナルサウンドトラックやゲーム内コンテンツなどを収録する豪華版「Nova Edition」「Galaxy Edition」もそれぞれ提供されています。