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PS4向けホラーアドベンチャーゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘-』の世界観をテーマにしたお化け屋敷を、コースターに乗り探索するPlayStation VR専用ホラーシューティングゲーム『Until Dawn: Rush of Blood』。先日開催されたメディア向け体験会では、E3に出展されたデモと同様のものが体験できましたのでプレイレポートをお届けします。
本作は『Until Dawn -惨劇の山荘-』の世界観がモチーフとなったシューティングゲームです。操作は銃に見立てたDUALSHOCK 4またはPS Moveコントローラを使ってエイムを行うシンプルなアクションのため、誰でも簡単にプレイ可能です。ゲームでプレイヤーはコースターに乗り、お化け屋敷のようにアレンジされた山荘へと導かれていきます。屋敷のなかは古びた遊園地のような不気味さが漂っており常に薄暗いため、銃の明かりをたよりに、各所に設置された的を破壊してポイントを獲得しハイスコアを目指します。
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序盤こそ箱や看板などの的を狙うだけでよかったものの、中盤からは怪人が次々に現れ襲い掛かってくるほか、本編ではおなじみのピエロ男まで登場しパニック状態に。精神的にどんどん追いつめられていきます。さらに、プレイヤーはコースターによって自動的に奥へと運ばれてしまうことから、どんなに怖くても逃げられないという恐怖を感じました。また、一寸先は闇のためどこから敵が現れるか分からなく、油断しているとすぐに殺されて直前からリスタートになってしまうので常に緊張感もありました。
グラフィックの不気味さもさることながら、筆者が特に怖かったのが音でした。PlayStation VRにヘッドフォンを使用することで、360度すべての視界と聴覚がゲームに支配されてしまうため、圧倒的な没入感を得ることができます。古びたコースターの軋む音、屋敷内に響き渡る謎の悲鳴や物音、そして目の前に突然現れ奇声を上げる怪人──など、わずかな物音からびっくりするような演出まで、全身を使って体感可能。そのため、会場内でも本作をプレイしているであろうプレイヤーの叫び声が随時聞かれていました。
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古びた遊園地のような独特の不気味さがある、ホラーシューティングゲーム『Until Dawn: Rush of Blood』。本編をプレイしていなくても楽しめるように世界がアレンジされているので、勇気のあるプレイヤーは是非挑戦してみて欲しいタイトルです。
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