『Project Rality』の開発チームが手がける、大規模タクティカルFPS『Squad』。早期アクセス中の本作ですが、公式サイトにて6月の開発状況が報告、発表当初から登場が予告されていながらも、実装には至っていなかった「車両」要素を追加する「Version 7」アップデート内容が告知されました。併せて米軍の高機動多用途装輪車両「ハンヴィー」と、ソ連の短機関銃「PPSh-41」、半自動小銃「SKS」の射撃映像が公開されています。
実装される各車両にはサスペンションやタイヤの設定に差異が存在し、各登場勢力の用途に基づいた設定となる予定。例えば、民兵(Militia)勢力はヒットアンドアウェイの高速車両を好みますが、アメリカやロシアの正規軍は、それより遅く車列を組むことを好むなど。そうした非対称性が興味深い要素を提供すると説明しています。なお、車両は供給や補給の新システムと共に実装されるとのこと。大まかな要素として実装し、発展させていくプランを明かしています。
また次期アップデートでは、元米軍人顧問の助言を得て米国陸軍の兵士モデルを刷新。そのほか、武器にはソ連の「M1937 82mm迫撃砲」と重機関銃「DShK」、米軍のセミオート狙撃銃「M110 SASS」の実装を予定し、東欧を舞台にした新マップ「Yehorivka」を追加。既存マップにもアップグレードが加えられるとのこと。アップデート「Version7」のリリース日は未定です。
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米軍新兵士モデルとハンヴィー内部
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M1937 82mm迫撃砲
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DShK重機関銃
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M110 SASS
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新マップ「Yehorivka」