この「即時評価システム」は、悪質な言動を行ったプレイヤーに対して、「改心」を促すことを前提に「懲罰」を下すためのシステムで、ゲーム終了後にチームメート/対戦チームのプレイヤーが通報を行えます。もっとも重いペナルティは、永久BANとなっていますが、決して、単純にプレイヤーを排除するためにあるわけではないとのこと。
- ■システムは何をするのか?
- 悪質な言動を行ったプレイヤーがいた際に、ゲーム終了後、チームメート、もしくは対戦チームのプレイヤーが通報を行うと、システムが通報を確認します。
- システムが事例を検証し、問題とされたプレイヤーの言動をコミュニティーの基準と照らし合わせ、懲罰を下すのか、事例を却下するのかを判断します。
- 懲罰を下すと判断した場合、ゲーム終了からおよそ15分以内にシステムから改善要望書が懲罰内容と共に発行され、該当プレイヤーのクライアント上に表示されます。 ※システムは一定期間以上にわたる継続的な言動を検証し、よほどの事がない限り、ただ1回の通報で懲罰を下されることはありません。
- セクハラ、人種差別といった明らかなヘイトスピーチや、乱暴な発言、意図的に相手チームを助けるような行為などをモニターしています。言語については、日本語だけでなく、他の言語も含みます。
- 本格稼動したあともシステムは更に細やかな情報を学び続けます。通報がさらに蓄積されることによって、軽度ではあるものの継続的な違反行為などを判断できるようになります。
- 1度目の違反:10ゲームのチャット制限
- 2度目の違反:25ゲームのチャット制限
- 3度目の違反:2週間のアカウント停止
- 4度目の違反:アカウントの永久停止
■どんな事をみてるのか?
■どんな懲罰が下されるのか?
※違反行為の深刻度によっては、いきなり2週間のアカウント停止またはアカウントの永久停止が科せられるなど、より重い処分が下される場合もあります。
ライアットゲームズによると、通報が無ければ基準も改善されず、懲罰も行われないため、ユーザーの通報は、プレイヤーサポートへ直接連絡したり、ボードへ書き込むより、遥かにインパクトが大きく、今後のプレイ体験改善へつながるそうです。