EA DICEが開発している人気FPSシリーズ最新作『バトルフィールド 1(Battlefield 1)』。本作に登場する「馬」と「エリート兵科」に関する詳細が国内向けに公開されました。
ビークルの1つとして登場する馬は、その速度と敏捷性により、敵を踏み倒したり、騎兵がサーベルで斬りつけたりできる、近接戦闘において強力な存在。 また、馬上から射撃可能な中射程のライフルを使用することはもちろん、グレネードも投てき可能で、鞍袋には味方支援用の弾薬や回復キットを入れられるとのこと。馬は、騎乗している兵士よりもはるかに大きなライフを持ちますが、無敵ではないため、常に高速で移動し続けることがポイントとなりそうです。
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騎乗時に使える武器やガジェットのセットにアクセスするには、馬に乗らなければなりませんが、降りて戦うことも当然可能。しかしながら、乗馬時の感覚は他のビークルとは異なり、馬がオートバイの親戚ではなく、文字通り「馬」に感じられるように、多くの時間をかけて調整してきた、と伝えています。馬は生物であるため、崖から飛び降りようとすると止まり、水の中も浅瀬程度の深さしか進めないようになっており、環境によってリアルな挙動を見せます。なお、馬を扱う兵科「騎兵」はオープンベータでも使用可能です。
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また、運用次第で戦況を変えられるエリート兵科情報も発表されており、今回明かされたのは「火炎放射器兵」「警戒兵」「対戦車兵」の3種類。gamescom 2016トレイラーにも登場していた「火炎放射器兵」は、耐火装備と火炎放射器を身に着けていますが、ガスマスクをつけているため、視界が狭く移動も遅くなっています。
こちらもトレイラーに登場していた「警戒兵」は、通常の弾丸がきかないような厚い装甲をまとっており、水冷マシンガンを手に敵を戦車のように追い詰めます。しかしながら、火炎放射器兵とは違い、ガスマスクの類を装備していないため、自分の装備次第では対策も難しくはないかもしれません。
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そして、最後の「対戦車兵」は、人の背丈を超えるほど大きい対戦車兵器「1918 Tankgewehr(マウザー M1918)」を装備しており、伏せた状態で射撃すれば、敵兵士やビークルを粉砕可能です。「対戦車兵」の精確な射撃は、敵ビークルの各部位を狙え、装甲車両の履帯や機銃、主砲などを破壊できます。なお、いずれのエリート兵科も、「騎兵」と同じくオープンベータで使用可能とのこと。
『バトルフィールド 1』は、 Xbox One/PC/PS4を対象に 2016年10月21日発売。全機種対象のオープンベータは8月31日(太平洋夏時間)より開始予定です。