さらに本作のメイン吹き替えキャストも一部披露。ハン・ソロ役を演じる磯部勉やポー・ダメロンの小松史法など『フォースの覚醒』本編日本語吹き替えと同じ声優が担当しています。
- <メインキャラクター 吹き替え声優(一部抜粋・順不同・敬称略)>
・レイ(デイジー・リドリー) - 永宝千晶
・フィン(ジョン・ボイエガ) - 杉村憲司
・ポー・ダメロン(オスカー・アイザック) - 小松史法
・ハン・ソロ(ハリソン・フォード) - 磯部勉
・レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー) - 高島雅羅
・C-3PO(アンソニー・ダニエルズ) - 岩崎ひろし
・マズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ) - 杉本ゆう
・カイロ・レン(アダム・ドライバー) - 津田健次郎
・キャプテン・ファズマ(グウェンドリン・クリスティー) - 斉藤貴美子
・ハックス将軍(ドーナル・グリーソン) - 川本克彦
・最高指導者スノーク(アンディ・サーキス) - 壤晴彦
『スター・ウォーズ』シリーズにおける岩崎ひろし氏は、新三部作である『エピソード1/ファントム・メナス』と『エピソード2/クローンの攻撃』、そして『エピソード3/シスの復讐』でC-3POを演じています(DVD/BDにおける旧三部作のC-3PO吹き替えは野沢那智)。またBethesda Softworksの『Fallout 4』にて主人公と連れ添えるロボット“コズワース”の日本語吹き替えを担当したことでも知られています。以下、岩崎ひろし氏のインタビューとコメントです。
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岩崎ひろし氏
- ◆C-3PO役岩崎ひろし氏コメント
映画のスター・ウォーズシリーズと、今回の「LEGOスター・ウォーズ/フォースの覚醒」を続けて体験していただくとまた世界が繋がって広がって、さらに楽しめると思います。
【『LEGOスター・ウォーズ/フォースの覚醒』全体について】
Q.本作では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」がまるごとレゴになっていますが、このビジュアルをご覧になった時の印象をお伝えください。
こういう企画は珍しいですね。レゴのキャラクターが可愛いので、ドキドキするようなシーンでも、どこか安心して楽しめますね。映画をご覧になった方なら、違う観点からも観ることができるし、安心しながらも新たに楽しめるのではないでしょうか。
今回特に面白いところは、映画にないシーンが入っているところです。最初に企画を聞いた時は、「どういうことだろう?」と思ったのですが、なるほど、未公開のエピソードも収録するのかと。映画で、C-3POの左手が変わっていて、C-3POは「手を何とかしてくれ、何とかしてくれ」と言ってるんですけど、映画ではその説明がないままで終わってしまって。そしたら、その物語をゲームで見せてくれるということで、すごく皆さん期待してくれているんじゃないかと思います。
Q.1本のゲームで「フォースの覚醒」のエピソードも、網羅されています。岩崎さんが「フォースの覚醒」の中で好きだったシーンや、見どころと思われるシーンを教えていただけますか。
映画では、物語がどうなるか私自身全然わかっていなかったんですね。それで、C-3POはどこで出てくるんだろう、まだかな、どこなんだろう、と思って映像を観進めていったら、すごくいいところでの登場で。ハン・ソロと、恋人だったレイアが再会して懐かしがっているところに、ポッと空気の読めない感じで出てくるんですね。「あー、こんなところに出てくるんだ(笑)。やっぱりそういう感じなんだ」って(笑)。
好きなシーンは、やっぱりR2-D2のところですね。R2-D2が、映画では最初全く出てこなくて。やっと登場しても、スリープモードに入っていて動かないんですね。けれど最後になって、ぱっと電源が入った感じになって、C-3POが「R2-D2、おかえり。寂しかったよ」と言うシーンがすごく好きですね。今回活躍するドロイドのBB-8もすごく可愛いんです。でもやっぱり、昔の友達のR2-D2が目覚めるところで「おかえり、寂しかったよ」と言うC-3POは、ほんとに寂しかったと思うんですよね。そこのシーンがやはり、とても印象的です。
【実際のゲーム内のボイスの収録について】
Q.作中でもコミカルな役割を演じることの多いC-3POですが、レゴになったことで何か演じ分けを心掛けられたことはありますか。
レゴのC-3POは、これまでも何作か演じているんですね。映画より少しリアクションなどもオーバー目にお芝居をさせてもらっていて、いつもよりちょっと可愛らしく演技をするようにしています。動きの息とか、表情もわかりやすく入れるようにしていました。そういう意味では、レゴでは少し遊びを入れさせてもらえる感じはありますね。映画とゲームと両方観ていただくと、遊んでいる感じがわかると思います。そしてこのゲームは贅沢で、映画のキャストがそのまま声をあてているので、それがまた面白いところだと思います。
【レゴに関して】
Q.ご自身の、レゴに関しての思い出やエピソードはおありですか。
私の世代で流行った時期に遊んだのですが、なかなかうまく組み立てられなくて(笑)。今は、色も豊富ですし、こんな風にキャラクターになるものもあって、今の子供たちは幸せだなあと思います。このゲームの世界が、レゴだというのもとても驚きです。だから、「レゴの世界で吹き替える!?」というのも、最初はイメージがわきませんでした。実際やってみると、キャラクターの表情も豊かなので、逆に少しオーバー目に声をあてないと物足りないように感じて、そういう演技をさせてもらいました。
【最後に】
Q.『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を楽しみにされているスター・ウォーズファン、そしてゲームファンの方にメッセージをお願い致します。
吹き替えている僕たち自身もまだ完成したゲームがどのようになっているのか観ていないので、とても期待しています。今回、ゲームの吹き替えにあたって映画を観直してみたのですが、改めて自分でも新鮮に感じる部分があったり、全体から観ていくと、「こんなところでまた繋がっているんだ」という気づきがあったり。何度観ても面白い作品なので、映画のスター・ウォーズシリーズと、今回の「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を続けて体験していただくとより世界が繋がって広がって、さらに楽しめると思います。
僕自身も、息子がいてハードは一通り持っているので、プレイするのが楽しみです。本当に、映画をもう一度観てそれからゲームをやってみると、世界観がまた違ったニュアンスでも観られると思います。映画と同じキャストで演じているので、また違う世界として楽しんでいただくこともできると思いますね。映画の中では出なかったエピソードも収録されていますし、皆さんも、ぜひ期待して発売を楽しみにお待ちいただければと思います。
『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、国内でPS4/PS4/Wii U/3DS/PS Vita向けに10月13日に発売予定。価格は、PS4/PS3/Wii Uパッケージ版が5,700円(税別)、PS Vita/3DSパッケージ版が4,700円(税別)、PS4/PS3/Wii Uダウンロード版が5,200円(税別)、PS Vita/3DSダウンロード版が4,200円(税別)です。