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現在Kickstarterキャンペーンを実施中の携帯型ゲーミングPC「SMACH Z」。本機ではSteamゲームが手軽に遊べるため注目している方も多いでしょう。しかし、気になるのはどれほどのパワーを持っているのかということ。そこで、海外YouTubeチャンネルLowSpecGamerが、SMACH Zの最終ハードウェアプロトタイプでいくつかのゲームの動作確認を行いました。
- 『Rocket League』(1080p)
・ビデオ設定を全て最低にした状態で 45~50fps。
・さらに設定ファイルでテクスチャの品質を大きく下げ、いくつかのエフェクトを無効にすると ~62fpsに。 - 『The Elder Scrolls V: Skyrim』(720p)
・ビデオ設定を全て最低にした状態で 30fps前後(オープニングシーン)。
・設定ファイルで影の解像度および描画距離を調整すると ~38fpsに。 - 『Fallout 4』(720p)
・ビデオ設定を全て最低にした状態で 22~28fps。
・設定ファイルでフェード距離と影の解像度を調整すると 30~40fpsに。 - 『Portal 2』(1080p)
・このハードウェアにおけるデフォルトの高設定で 50~55fpsを記録。
・さらにコンソールコマンドで影をオフにすると完全な60fpsを実現。 - 『Grand Theft Auto V』(720p)
・ビデオ設定を全て最低にした状態でのベンチマークは 25~30fps。
・設定ファイルで影を無効にすると 30~39fpsに。
設定を下げてはいるものの、『Skyrim』『Fallout 4』『GTA V』といった大作オープンワールドゲームが30fpsで動作するのは非常に魅力を感じますね。また、『Portal 2』の動作の軽快さには驚かされます。
SMACH ZのKickstarterキャンペーンは既に目標金額250,000ユーロを超える340,000ユーロ以上(記事執筆時点)を集めて成功。出荷はバッカー向けが2017年4月、一般市場向けが2017年Q1から2018年の予定となっています。