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Ubisoftより発売中のタクティカルFPS『レインボーシックス シージ(Tom Clancy's Rainbow Six Siege)』。本作に様々な調整をもたらすアップデート「Mid-Season Reinforcements」の詳細が発表されました。
今回の「Mid-Season Reinforcements(パッチ5.2)」では、ファンからはもちろん、公式からも半ば弄ばれていたオペレーター「Tachanka(タチャンカ)」が待望の強化。また、PvE向けモードでしかプレイできなかった新マップ"Bartlett University"をPvP向けに調整して追加します。
なお、本パッチは、メンテナンスに伴って実装される予定。PS4版が日本時間12月15日23時から、Xbox One版が日本時間12月16日00時から、PC(Steam/Uplay)版が日本時間12月16日01時からそれぞれ30分ずつ行われるとのことです。
- シーズン4「Mid-Season Reinforcements」
- Fuze
Fuzeは追加のクラスターチャージを得るほか、サブグレネードの爆発半径が2.5mから4.2mに拡大。過去においては、全アーマータイプのグレネード致死半径は1.2mで、ライトアーマー(アーマー1のオペレーター)以外の非致死半径が1.2mから2.5m、ライトアーマーの非致死半径は2mから2.5mだったが、今回の調整で非致死的なダメージゾーンが4.2mまで広がった。 - Bandit
Banditはさらなるバッテリーを1つ得る(計4つに)。バッテリーは、ほとんどの状況で取り除くことが比較的容易で、防衛側はThermiteとHibanaのブリーチング能力に対抗するいくつかの助けを必要としている。 - Smoke
現状、Smokeが投げたガスキャニスターは、ニトロセルのような曲線とスピードを辿っているが、Ubisoftは彼のガジェットのため、より良い展開オプションを与えた。最新パッチ5.2では、Smokeのガスキャニスターは、通常のフラググレネード曲線に置き換えられた。 - Blackbeard
Blackbeardの殺傷力はゲーム中において間違いなく最大。全オペレーター中、最も選択される1人であり、最高のキルデス比率となっている。シールドのHPが150から60に減少、ADSに必要な時間が0.25秒から0.7秒に増加、スプリント時におけるADSに必要な時間が0.35秒から0.8秒に増加された。 - 爆発物に対するシールドの抵抗
シールドを持つオペレーターは現状あまりに弱い。その理由の1つは、ニトロセルといった爆発物で簡単に対処できることにある。このため、Ubisoftは爆発物に対するシールドの方向によって異なる抵抗を提供するシステムを実装。シールドに完全カバーされた体の部位は、爆発物ダメージを最大80%まで耐えられる。しかし、TachankaおよびBlackbeardには適用されない。 - グレネードの爆発がより一致するように
Ubisoftは破壊システムをより一貫性のあるものにするため、グレネードの動作を再計算した。
-インパクトグレネードはより一貫性のある形状の穴を作る
-爆発物が作る穴は、距離に応じてサイズが変化する
-フラググレネードのダメージ範囲が増加
■Tachankaの強化
2016年11月13日、アレクサンドル・セナフィエフ(Tachankaの本名)は戦場で2分間、臨床的に死亡、と宣言された。ヘレフォード基地(マップの1つ)で彼は回復したものの、固定式RP-46 Degtyaryovマシンガンが調査されることに。RP-46 Degtyaryovは、ソ連時代における最後のマシンガンの1つで1960年代に廃止されていた。アンティーク品を愛するオペレーターの好みを認識したSixは、安全対策を満たすため、武器のアップグレードを要求。Elena “Mira” Alvarez Del Manzano率いるエンジニアチームは、正面の銃撃から頭部を保護するバリスティックシールドを追加した。このシールドはタレット部分とは別に破壊でき、Miraはタチャンカのため、個人的に固定式LMGにも軽度の調整を加えている。
本作発売以降、Tachankaは最弱かつ最も愛されたオペレーターで、ゲーム内では最低の選択率となっている。Tachankaの最大の欠点はガジェットにあり、タレットのストッピングパワーと(タレットを使用することで失う)機動性のトレードオフが十分ではなかった。Tachankaの位置が分かれば容易にヘッドショットを狙えるため、Ubisoftはシールドの追加を決定した。しかしながら、Tachankaのシールドは、別角度に対しては脆弱なままとのこと。なお、シールドは500HPで、前述したように、タレットとは別に破壊できるようになっている。加えて、長距離におけるシールドされた固定式LMGの強さを緩和するため、リコイルとわずかな拡散が銃に加えられた。
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Miraさんとタチャンカさん
■新マップ(Bartlett University:バートレット大学)
PvEであるシチュエーションモード「第5条」、あるいはテロハントでしか使えなかったマップ「Bartlett University」がPvP用に再設計。今回のアップデート「Mid-Season Reinforcements」にて全プレイヤーに無料導入される。オリジナルデザインに存在したガスとPvE要素が全て廃止され、より良い破壊/ビジュアルレイアウトの改善、2層にわたる新たな破壊要素が盛り込まれている。
■オペレーターの調整
■武器のバランス調整
アサルトライフルのダメージはサブマシンガンより強力で優れている。そのため、Ubisoftはアサルトライフル:サブマシンガン比のバランスビジョンを強化。アサルトライフルは高リコイルと高ダメージを持っているが、サブマシンガンは低リコイルと低ダメージを持つよう調整された。この調整はCaveira、Frost、Castle、Pulse、Smokeのサブマシンガンに適用される。また、他のオペレーター武器にも手が加えられている。
武器の調整はキーボード&マウスかゲームパッドによって異なるが、対応プラットフォームではなく、あくまで操作方法によって変わる。そのため、PC版でゲームパッドを使用する場合は、ゲームパッドの調整が適用されるとのこと(対象となる銃が膨大なため、下記にて一例を紹介)。
・556XI(Thermite、FBI SWAT新兵用アサルトライフル)
-キーボード&マウス
センタリングタイムが50%増加
初弾リコイルが31%増加
ガンライズ(撃ち続けた際に上昇する一般的なレート)が15%低下
-ゲームパッド
初弾リコイル24%低下
ガンライズ33%増加
最大リコイル70%低下
■その他の改良点
このほかにも、膨大な量の修正などが含まれていますので、詳しくはこちらを参照ください。