ウィンターセール2日めを迎えたPCゲーム配信サービス大手Steamですが、海外メディアおよびユーザーから日本時間未明より、一時的なサーバーダウンが報告されていました。一部ではハッカー集団によるDDoS攻撃に起因するものとも見られている模様です。
これまでにValveからの公式なアナウンスは行われていないものの、Gameranxなど一部のメディアは今回のサーバーダウンに海外ハッカー集団「Phantom Squad」が関与していると報じています。DDoS攻撃には「Phantom Squad」に加えて「PoodleCorp」のメンバーも参加していたものと見られ、@cripthepoodleなるアカウントは「Steamへの攻撃を止めた」「捕まえてみろ」といったツイートを投稿しながら、本件の関与を匂わせていました。
「Phantom Squad」のTwitterアカウントは現在凍結状態で、事件当時のツイートは非公開状態となっています。Facebookでは「ドナルド・トランプが大統領としての初日を迎えるころ、Steamは復活する」といったメッセージをはじめとして、ユーザーやSteamに向けた挑発的な投稿を続けていました。なお、現在Steamは正常にサービスを提供しており、サーバーダウンから回復したものと見られます。