昨年は、スマートフォン向けアプリ市場の拡大に始まり、『ポケットモンスター』や『ファイナルファンタジー』などなど相次ぐ大型人気タイトルも発売、一方では「VR元年」などとも称され、ゲーム業界も目まぐるしく様々な話題が駆け抜けた1年となりました。そんな昨年も気がつけばあっという間に過ぎ去り、迎えて2017年。今年も早速、新ハード「Nintendo Switch」の発売といったビッグイベントが控えており、業界もますます慌ただしくなりそうな予感です。
そんな「未来」に思いを馳せつつも、ここでいったん「過去」にも目を向けてみようではありませんか。本稿では今から遡ること10年前……2007年に発売されたゲームソフトの中から、選りすぐりの10本をピックアップしてご紹介。当時は、Xbox360の国内発売から約1年が経ち、ソフトも充実していた頃。さらに、2006年後半にはPS3やWiiも発売を迎え、ゲーム業界が大きく盛り上がった時代です。
「あれからもう10年か…」と少し寂しい気持ちになってしまうかもしれませんが、今なお語り継がれている名作たちの原点を今一度、振り返ってみましょう。
- ◆ 目次
1P:『THE IDOLM@STER(アイドルマスター)』
2P:『アサシンクリード』
3P:『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』
4P:『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』
5P:『Wii Fit』
6P:『オプーナ』
7P:『すばらしきこのせかい』
8P:『モンスターハンター ポータブル 2nd』
9P:『勇者のくせになまいきだ。』
10P:『無双OROCHI』
◆THE IDOLM@STER(アイドルマスター)
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■発売元:バンダイナムコゲームス
■発売日:2007年1月25日
■機種:Xbox360
バンダイナムコのメディアミックス作品「PROJECT IM@S」の中心を担うタイトルにしてアーケード向けアイドルプロデュース体験ゲーム『アイドルマスター』待望のコンシューマ機版。基本的にはAC版からの移植作品となっていますが、本作では一部システムや登場アイドルなど細部に変更が加えられています。動画投稿サイトでの盛り上がりなどで一世を風靡し、2007年の日本ゲーム大賞にて年間作品部門特別賞を受賞。今なお続く『アイマス』人気の地盤を固めた伝説のタイトルと言えるでしょう。