「オフライン試合(ローカル環境での対戦)」を始めとした、国内プロシーンの進化が感じられる都内特設スタジオで行われた開幕戦。「LJL」の“クラシコ“とも呼ばれる「Rampage(RPG)対DetonatioN FocusMe(DFM)」による今回のマッチアップを最も盛り上げたのは、ADC担当のDFM Zerost選手の驚異的なプレイングでしょう。
集団戦におけるポジショニングと高いスキル精度は、DFMに勝利を運ぶ文字通りのキャリーと呼ぶほかない仕上がり。カリスマ的MidレーナーDFM Ceros選手、Top担当のDFM Yutapon選手らと共にゲームを支え、Game 2では「キル関与率 91.3%」という驚異的なスコアを叩き出していました。
一方、昨シーズン王者RPGは転んでただ起きるだけのチームではありません。タンキーなTopレーナーとしてソリッドなプレイングを見せるRPG Evi選手、陽動作戦で試合を沸かせたジャングラーのRPG Tussle選手は卓越した動きを見せ、Game 2の土壇場ではまさかの逆転に成功しました。
そんなRPGのどんでん返しに混乱せず、DFMはGame 1に引き続きGame 2でも勝利。BO3のうち2勝を収め、春季開幕戦に白星を飾ります。ヒーローインタビューに応じたDFM Zerost選手は、試合中のケアレスミスにはにかみつつも、チームとしても個人としてもナンバーワンを目指していくと、今シーズンへの意気込みを語りました。
なお、Game*Sparkでは、おなじみ人気実況解説コンビeyes氏とRevol氏のおふた方に、試合直後の生の声をインタビューで聞いたので、あわせてご覧ください。
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