多くのファンから注目されつつも開発中止となった非公式の『バイオハザード2』リメイク。そのデベロッパーであるInvader Studiosは、同リメイクの雰囲気を踏襲したPC向け新作『Daymare: 1998』のKickstarterキャンペーンを開始しています。


Unreal Engine 4で開発されている本作は、90年代サバイバルホラーへの回帰を目標とする肩越し視点のサードパーソンシューター。ハードコアなサバイバルメカニクスや、少ないリソース量、敵が強力であり倒すために戦術的なアプローチを必要とする、などといったゲームプレイを目指している模様です。



なお、本作は、アソシエイトプロデューサーとして、『バイオハザード 3』などでディレクターを務めた青山 和弘氏をチームへと迎えていることを発表しています。他にもエネミーデザインを『バイオハザード CODE:Veronica』でエネミーデザインを手がけた中井 覚氏が務める他、キャンペーンがストレッチゴールに達した場合には、コンポーザーとして、初代『バイオハザード』に関わった海田 明里氏が参加するとのことです。更には初代『バイオハザード』のシナリオライター岩尾 賢一氏、初期『バイオハザード』シリーズのスーパーバイザーを務めた岡本 吉起氏も本作のサポーターとして名前を連ねています。

本キャンペーンでは、数量限定特別版が14ユーロから、通常版は15ユーロから入手可能です。70ユーロではデジタル版のすべての特典が付属する他、1,998ユーロ、4,500ユーロといった超高額コースでは、ゲーム内看板のデザイン権や、ゲーム内のNPCとしての出演権が手に入る模様です。180,000ユーロを目標とする本キャンペーンは、記事執筆時点で29日を残し6,887ユーロを集めています。なお、300,000ユーロのストレッチゴールにはXbox One/PS4版の開発が含まれています。
過去に公開されたゲームプレイトレイラー