『Lovely Planet』や『Punch Club』のパブリッシャーとして知られるtinyBuildは、『Yandere Simulator』開発のYandereDevとパートナーシップ契約を締結し、同作の共同開発及びパブリッシングを担当すると発表しています。
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『Yandere Simulator』は主人公“ヤンデレちゃん”となり、学園を舞台に憧れの先輩に近づく恋敵を排除して彼と結ばれる事を目指す三人称視点のオープンワールドアクション。『ヒットマン』シリーズに影響を受けたとされる本作は、行動パターンの作り込まれたNPCがひしめく学園の中、もし悪事を犯したなら逮捕されたりすることがないよう証拠隠滅を図る必要があるなど、独特の魅力を持っています。なお、恋敵の排除の手段は当初は対象の直接殺害のみだったものの、現在のバージョンでは大幅に手段が拡張されており精神的な攻撃なども可能となりました。また、本編とは別に指定の対象を指定の条件で殺害することを目指すミッションモードなども導入されています。
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今回の発表によれば、tinyBuildがパブリッシングと共同開発を手がけた『SpeedRunners』と同様、オリジナルの開発者がリードデザインを担当する形で、ゲームの価値を高めるための開発チームが組織されるとのこと。また、『Hello Neighbor』と同様にクラウドファンディングキャンペーンや有料アルファ版販売も行われる模様です。
過去に公開された“ミッションモード”の紹介映像
なお、この発表を詳細に解説した映像では、SteamやTwitchにも触れられており、Steamにて『Yandere Simulator』が購入できる日や、配信禁止が続くTwitchでの配信許可が下る日も遠くはないのかもしれません。