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2017年3月12日、六本木ニコファーレにて、2K Games主催の「NBA 2K17 ジャパントーナメント」が開催されました。この大会は、NBAが主催する「NBA Fan Zone Tokyo」イベントの第1部として実施。PS4版『NBA 2K17』をもちいて32名の勝ち抜き戦トーナメント方式で行われ、優勝者には豪華賞品が贈られます。
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MCには、WOWOWのNBA解説などでもおなじみの佐々木クリスさん、バスケ芸人としても名高いタレントの大西ライオンさん、自身もバスケ経験があるお笑いコンビの山田カントリーさん、NBAとスニーカーが好きなレイザーラモンRGさんが出演しました。さらに、5度のNBAチャンピオンに輝いた経歴をもつ元NBAプレイヤーのロン・ハーパーさんも登壇し、会場を盛り上げました。
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「NBA 2K17 ジャパントーナメント」は、1対1のシングルエリミネーションで32名の勝ち抜きトーナメント方式で進行。対戦時間は、1試合は4クォーターで構成され、決勝までは1クォーターにつき3分に設定、決勝戦は1クォーターにつき6分で行われます。なお、3クォーター終了時に20点差がついている場合、そこでゲームは終了となります。プレイヤーが選択できるチームは、2016-2017シーズンのNBA 30チームが対象。なお、同じチームを2試合連続で使用することはできません。
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参加プレイヤーは、キャバリアーズやウォリアーズなど昨シーズンのファイナルを湧かせた人気チームだけでなく、セルティックス一筋やノビツキー選手が大好きなマーベリックスファンなどさまざまなチームで試合に挑んでいました。プレイ時間も限られていることもあり、攻守の入れ替わりが激しいハイテンポなゲームが多く見られ、ピック&ロールを使った豪快なアリウープやペイントエリア内での細かいパスワークなど連携したチームプレイも光りました。
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決勝戦は、先週ニューヨークでNBAの試合を観戦したというどらごんさんと準決勝でロケッツを使い鮮やかに勝利したkeibebryant45さんの対決となりました。どらごんさんは実際に応援してきたお気に入りのチームであるニューヨーク・ニックスで、keibebryant45さんはそのニックスの試合で勝利した優勝候補のゴールデンステート・ウォリアーズを選択しました。
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本イベントには、ブルズとレイカーズで5度のNBAチャンピオンに輝いたロン・ハーパーさんがスペシャルゲストとして登場。NBAを代表するスーパースターが突然決勝戦中に現われ、会場は一気にヒートアップ。決勝の舞台となったニックスの本拠地であるマディソン・スクエア・ガーデンについて、ハーパーさんは「歴史が詰まっているアリーナで、プレイするのに一番いい場所だ」とコメント。自身も息子さんとともにゲームをプレイするそうで、その際は自身が所属されたブルズのレジェンドチームを使うとのこと。
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戦力的には圧倒的に優位と見られていたウォリアーズですが、ニックスもカーメロ・アンソニーを中心としたパッシングプレイで抵抗を見せました。しかし、ウォリアーズは堅実なピックプレイと早いボール回しから確率の高いシュートで、どんどん点差を広げていきます。後半第3クォーターがスタートすると、点差が20点に近くなってしまいコールドゲームとなることから、ハーパーさんの中心に「Let’s go Knicks!」の大合唱。そのかいもありギリギリ第4クォーターまで持ち越したものの、ウォリアーズが安定したチームプレイで勝利をおさめました。試合後は両者固い握手をして、ロン・ハーパーさんからトロフィーや記念品を受け取り笑顔を見せていました。
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トーナメント終了後、「NBA パートナーステージ」が実施。5対5のバスケットボールアクションが楽しめるスマートフォン向けアプリ『NBA Live Mobile』と、カードにデザインされたお気に入りの選手を集めてドリームチームを作るスマートフォンアプリ『NBA Dream Team』が紹介されました。
また同ステージでは、フォトコンテストの受賞者やゲームの抽選で選ばれた来場者が、レジェンドであるロン・ハーパーさんと記念撮影したり、プレゼントをもらったりして交流。ニコニコ生放送の視聴者からは、「次回も開催してほしい」といったコメントが寄せられていました。