4月11日に突如販売が開始されたSteam(PC)版『ベヨネッタ』。本作の開発元プラチナゲームズは海外メディアに対し、自社製ゲームのさらなるPC移植について言及しています。
PC Gamerにコメントしたプラチナゲームズの広報担当者によれば、同社は常にPCへ移植することについては前向きだったものの、ゲームをリリースするプラットフォームなどは主にパブリッシャーによって決定されるため、プラチナゲームズでは決められなかったそうです。
広報担当は続けて、Wii Uへの『ベヨネッタ』移植(2014年発売の『ベヨネッタ2』には移植された1作目も付属していた)にも触れ、当時Xbox 360用に最適化されたゲームを他プラットフォームに移植する際、いくつかの問題が生じたことを明かしました。
この問題により、内部構造を再考する必要があったそうですが、最終的にその経験がPCへの移植をよりスムーズにすることに役立ったとのこと。加えて、現在のプラチナゲームズ独自エンジンは、PCをベースとしたクロスプラットフォームの開発を念頭に置いており、今後は(上記のような)同様の問題を回避するのがより簡単になるはず、と伝えています。
今後の更なるPCへの移植については、「我々次第なら、全てのゲームをPCに移植しますが、それは全てパブリッシャー次第です」とコメント。記事執筆時点で、国内から購入できるプラチナゲームズのSteam販売タイトルは『ベヨネッタ』『TRANSFORMERS: Devastation』『ニーア オートマタ』などがありますが、更なる作品がSteamで遊べる日も遠くないのかもしれません。
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