この情報をもたらしたのは、元Valve従業員で建築・環境デザインを担当していたRoger Lundeen氏。同ニュースを伝えるメディアPCGamesNによれば、Podcast配信“Game Dev Unchained”へゲストとして呼ばれた氏は、開始から20分近辺、Modクリエイターの業界参入の話題の中で、「Valveは今でもMod製作者の雇用を行っています」とし、その例として『Kerbal Space Program』開発チームを挙げました。
『Kerbal Space Program』はModではありませんが、PCGamesNの取材に対しValveは、具体的な雇用人数は明らかにしないながらも、この情報を認め「すぐに彼らが何をやっているのかについてもっと多くのニュースをお届けします」とコメント。
また、配信内でLundeen氏はこの移籍が5~6ヶ月前に起こったと指摘していますが、ほぼ該当時期である2016年10月には、『Kerbal Space Program』1.2アップデートに際し、Squadの元従業員が、自身を含む、8名のチームからの離脱をReddit上にて報告しています。当時のPCGamesNの調べではこの数はチームのほぼ全てにあたるとのことです。
更に遡って2016年5月には、海外匿名掲示板4chan上にて、Squadの元従業員を名乗る人物が、同社の給料、労働時間ともに劣悪な労働環境を批判するとともに、『Kerbal Space Program』の開発者が一部解雇されていることを告発しましたが、Squadは疑惑を否定しています。
なお、Squadは2017年3月に『Kerbal Space Program』拡張パックの開発を発表。発売に向け制作進行中です。
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