Love. Not hate. pic.twitter.com/5xFpvHTuI2
— Discord (@discordapp) 2017年8月14日
新鋭のゲーム向けチャットツールとして大きな人気となっている「Discord」。しかしながら同ツールにて、先日発生した米バージニア州での痛ましい事件に関連したやり取りが行われてしまっていた模様です。
Thanks for providing the specific information. We're conducting an investigation.
— Discord (@discordapp) 2017年8月14日
事件は、米バージニア州シャーロッツビルにて、オルタナ右翼と呼ばれる新しい右派集団“AltRight”の集会に対し抗議した市民のデモへ、車両が突入し死傷者が発生したもの。やり取りの詳細は不明ながら、Discord運営はこの事件に関連したとみられる、“AltRight.com”関連のアカウントとサーバーを閉鎖したとアナウンスしています。
Discord does not read people's private conversations and censorship is a slippery slope. We will take action when people violate our...
— Discord (@discordapp) 2017年8月14日
「Discordの使命は人々を共にゲームへともたらすことである」と語るDiscord運営は、ヘイトや暴力を認めない方針であるとして、関連してユーザーから寄せられた本事件の被害者の葬儀での発砲事件発生を匂わせる書き込みについても調査中とのことです。なお、Discordではユーザーのプライベートメッセージを検閲するようなことはしておらず、ガイドラインや利用規約に違反する、他人に対する暴力が積極的に支援されている場合にのみ、各種の行動を行うと説明しています。
ビデオチャットも実装間近ということで、ゲーム以外での利用も視野に入ってくる便利さの「Discord」。ですが、大きな規制や不便化を招かないためにも、ユーザーが節度を持って利用することが大切なのかもしれません。