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「東京ゲームショウ 2017」のコナミブースにて出展中の『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』。先日行われた「2017 PlayStation Press Conference」にて発表されたばかりの本作ですが、TGS会場では早くも試遊台が設置。Game*Sparkでは、本作のPS VR版を試遊してきたので、そのプレイレポートをお届けします。
まず、本作の試遊台は、PS VR版が4つと通常のモニターでプレイする4K体験版が2つ用意されていました。このうち、PS VR版はコックピットのような座席となっており、より没入感が感じられる作り。コナミの担当スタッフに聞いたところ、TGS会場に出展されているVR版と通常版では、異なるステージが遊べるとのことです。
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操作方法(DUALSHOCK 4)は、オリジナル版と微妙に異なってはいたものの、L2でロックオン/ロックオン変更、□ボタンでショット(攻撃)など、基本的な設計は同じなので、困ることはなさそうです。
さて、今回のPS VR版では、迫りくる敵を撃退しながら、敵の戦艦を5隻撃沈させることが目標となります。各戦艦には、プレイヤーを倒さんとする迎撃用の銃座が搭載されており、それらをダッシュ(R1)でかわしながら、戦艦後方にある動力部(コア)を破壊。コアを破壊するには、コアにロックオンしたうえで近くに着陸し、R2ボタンを長押しすることでチャージされていく「ベクターキャノン」を撃つ必要があります。
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チャージ中は無防備となるので、撃つ前に周りの敵を殲滅していくことが重要と言えそうです。徐々に強くなる敵の猛攻を退けつつ、5隻を撃破した時点で、試遊は終了。15分から20分程度のプレイでしたが、他のステージをプレイしたいと思うほど夢中になりました。
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気になるVR版のプレイフィールですが、筆者は日ごろからVRゲームをプレイしていることもあり、いわゆる「VR酔い」は一切ありませんでした。ロックオンを常に使用しつつ、敵を正面に捉え続ければ、視点が大きく変わることもなく、スピーディなゲームプレイが可能です。従来のオリジナル版(3人称視点)とは異なる1人称視点では、スピード感が尋常ではないものの、コックピットに座っている、言い換えれば、"ジェフティに乗っている!"という感覚がありありと感じられます。
ここで1つ注目したいのは、コックピットに右側に表示されるジェフティの全体図です。この全体図は、自らの動きと連動、つまり、自分がどのように攻撃しているのか、なにをしているのかがわかるようになっています。とりわけ近接戦闘では、何が起こっているのかわかりにくくなる場合もあるので、ユーザーとしても嬉しい部分です。こうした要素もあって、本作では明瞭かつ爽快感溢れるVR体験が可能。ストーリー全てがVRに対応している本作のポテンシャルは非常に高いものと言えるでしょう。
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『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』は、PS4(PS VR)/PC(Steam)を対象に2018年春ごろ発売予定です。なお、筆者は、東京ゲームショウ開場直後に試遊をしましたが、列の長さは徐々に長くなっていきました。一般日では、混雑も予想されるので、発売前にいち早くプレイしたい、という方は、早めにコナミブースへ行った方がよいかもしれません。