Nintendo Switchでゲームキューブのコントローラーが使用できるとの噂が、海外のサイトやTwitterを中心に話題となっています。
この噂によると、Wii Uソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』と同時発売されたWii U用周辺機器「ゲームキューブコントローラ接続タップ」を本体ドックに接続することにより、Nintendo Switchソフトをゲームキューブコントローラーで遊ぶことができるようになるというもの。
先日実施されたNintendo Switchの本体アップデートVer.4.0で実装されたということで、早速試してみました。

Nintendo Switch本体ドックへの接続はUSBポートを介して行います。前面の2ポートが使用可能な他、カバーで閉じられた背面のUSBポートでも接続は可能です。背面の場合はポートが一つしかないので黒色のUSB端子のみの接続でOK。

Nintendo Switch、タップ、ゲームキューブコントローラーの接続が完了したら、HOMEメニューのコントローラー設定画面を開きます。続いて、「持ちかた/順番を変える」メニューを選択し、ゲームキューブコントローラーのL/Rトリガーを押し込むと……なんと、本当にコントローラーが認識されました。画面表示等からゲームキューブコントローラーはNintendo Switch PROコントローラーとして認識されていることが覗われますが詳細は不明。認識以降は、本体メニュー画面もゲームキューブコントローラーで操作可能となっています。

ゲームソフトにもある程度対応しており、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、一通りのアクションが可能。しかしながら、+ボタンに相当するキーが存在しないためメニューの一部が使用不可能でした。また、ZL/ZRが使用できないため『スプラトゥーン2』はタイトル画面から進むことができませんでした。
とはいえ、『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』など問題なくプレイすることができるゲームもいくつかあり、タイトルによってはかなり快適な環境で楽しむことができました。
この機能について公式アナウンス等はなされてはおらず、現状ではいわゆる「隠し機能」に留まっている状態です。Wii Uでの『スマブラ』に相当する対応ソフトが展開されることへの布石なのか、はたまたゲームキューブソフトのバーチャルコンソールが登場するのか……今後の展開にも期待が高まる機能であることは間違いありません。