海外メディアPolygonの報道によれば、この訴訟は、『Star Citizen』のゲーム内に「CryEngine 3」のエンジンコードが含まれていることを主としたもの。Crytekは、Cloud Imperium GamesとRoberts Space Industriesが「CryEngine 3」を使用しているにも関わらず、ゲームの起動時のCryEngineのロゴを不適切に削除した上、「CryEngine 3」に施された修正を適切に開示しなかったと主張。また、同作のシングルプレイヤーモード『Squadron 42』でも同じエンジンを用いているため、更に契約違反であるとして、両社に、著作物の所有や使用を継続しないようにするための差し止めを求めています。
なお、『Star Citizen』は2016年12月までは「CryEngine 3」を利用していましたが、その後「CryEngine 3」の派生「Amazon Lumberyard」ベースの独自エンジンへと移行。「CryEngine 3」が大元のベースであるものの、既に別ライセンスの独自エンジンとなっているため、事態はより複雑になっています。
Cloud Imperium GamesとRoberts Space Industriesは、Polygonのインタビューに対し、状況を認識していると述べた上で、「私達は既に相当な期間CryEngineを用いていないため、これは私たちに防衛するメリットがない訴訟です」とコメントしました。
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