Chinese authorities have blocked access to @steam_games community website. Games can still be played. Likely somebody posted something the authorities found disagreeable. https://t.co/SP4BlVhChJ https://t.co/GBOxYA0Xm6
— GreatFire.org (@GreatFireChina) 2017年12月18日
中国政府によるグレート・ファイアウォールによる検閲状況をモニタリングするサービスGreatFire.orgは、Valveのゲーム配信サービス“Steam”のコミュニティ関連サービスが、中国において通信遮断対象になったと発表しています。
これにより、中国からはVPNサービスを用いない限りは、Steamのコミュニティ関連サービスへとアクセス不能となったとのことです。中国では2017年よりVPNサービスへの規制が非常に厳しくなってきており、今後多くの中国在住ユーザーが、Steamコミュニティへの接続を諦める状況となることが予想されます。
なお、現時点ではSteamへの接続及びゲームプレイ自体は制限されておらず、購入したゲームを遊ぶこと自体は問題なく行えるのは不幸中の幸いとも言えるでしょう。今回の制限に至った理由や、これが恒久的な処置であるのかは分かっていませんが、先日には50%以上のユーザーが中国語を利用していることが判明(2017年10月度)したSteamにとっても、大きな変化が訪れる局面になるのかも知れません。