WHOは、2017年末に公開した「International Compendium of Diseases」の草稿で、精神疾患のひとつに「ゲーム依存症」を分類すると記載。その行動パターンは「個人、家庭、社会、教育的、職業的、またはその他の重要な機能の範囲」に重大な障害をもたらすほどであるとしています。この「ゲーム依存症」は「ギャンブル依存症」と並び、「ICD-11」草稿内の「嗜癖行動症群」に加わっています。
これにより「ゲーム依存症」が世界的に精神疾患として認められる可能性が浮かびあがったところですが、ESAは「熱心なスポーツファンやあらゆるエンターテイメントの消費者と同様、ゲーマーは情熱と共に時間をかけてその身を捧げている」と主張し、現段階の草稿に異論を唱えました。
ESAは、「WHOは常識的な判断と客観的研究に基づいて、ビデオゲームが中毒的なものでないと分かっています。そして公式的なレッテルをそこに貼り付けるのは、社交不安障害やうつ病のような、医療機関が処置したり全面的に注意を向けるべき精神疾患を、無闇に矮小化します」ともコメントし、WHOに今回の提案を取り下げるよう強く勧めています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ニュース アクセスランキング
-
最大70%OFF!『ダンガンロンパ』『極限脱出』などのシリーズ作がセット&セールでコスパ抜群─アクションADVやSRPGもお買い得【eショップ・PS Storeのお勧めセール】
-
『ときメモ』公式Xが“新情報”を予感させる意味深投稿…5月27日の30周年当日に何かが起こるかも?
-
『ディビジョン』シリーズ新作『Tom Clancy’s The Division Heartland』開発中止―発表から3年
-
マイクラセール実施中!『マインクラフト』15周年記念でシリーズ作品が一挙お買い得に
-
「ずっとやりたかったようなゲームが出るまで待ちくたびれたから、自分で作ることにした」業を煮やした海外名作開発者の次回作とは
-
ローグライクにストラテジーにサンドボックス…何度も繰り返し遊べるゲームを集めたSteam「無限リプレイフェス」5月20日まで開催
-
Microsoftが新スタジオ「The Initiative」を設立…Ninja Theoryなど4スタジオの買収も発表【E3 2018】
-
【期間限定無料】地球外の機械を調査する「非常に好評」パズルゲーム『Machinika Museum』Steamにて無料配布!
-
『MOTHER3』あまりにも衝撃的な10シーン
-
シリーズ最新作『GTA6』は2025年秋に発売予定!親会社テイクツーの決算報告書で明らかに