
NVIDIAはアメリカ・ラスベガスで開催中のCES2018において、ゲーミング用ノートPC技術「Max-Q Design」をアピール。同社の基調講演に立ったCEOのジェンスン・ファン氏は、旧型のゲーミングノートPCと、最新型のMax-Q対応ノートPCの重さの違いを強調しました。
まず、ファン氏は「この薄さ、軽さでありながら、MacBook Proの4倍ものパフォーマンス、そして最高性能のゲームコンソールの2倍のパフォーマンスを持っています。」とパフォーマンス面をアピールしました。そして今回は、展示会場とは別に用意されたホテルWynn(有名なカジノホテル)の一室で、限定されたメディアに対してハンズオンの機会が与えられました。その様子を含めてレポートします。
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ハンズオンで展示されていたのは、ASUS、Acer、GIGABYTEの3機種。ASUSとAcerの機種は、「GeForce GTX 1080」を、GIGABYTEの機種は「GeForce GTX 1070」を搭載しています。
「このなかではGIGABYTEの機種がもっとも薄型で最軽量です」(説明員)とのことで、実際に目の当たりにすると、このGIGABYTEの機種は、ゲーミング用ノートPCによく見る装飾的なデザインではなく、非常にシンプルなデザインで見た目は普通のノートPCとほとんど同じです。ビジネスライクとも言えますが、個人的に買うなら私はこの機種を選ぶでしょう。
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ちなみに、ジェンスン・ファンCEOがプレゼンテーションで軽さをアピールしていた機種は、GIGABYTEのPCとのことです。
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ノートPCでゲームをすることについては、性能面で消極的になってしまう部分もありますが、ニンテンドースイッチが証明したように、テレビ画面を占有しないこと、室内でも好きな場所でプレイできること、場合によっては持ち出してプレイできること、というメリットもありそうです。