オーストラリアのインディーデベロッパーBallistic Interactiveは、怪物退治RPG新作『HellSign』を発表し、2018年後半にリリースされることを明らかにしました。本作ではプレイヤーはこの世界の最後のとりでとなるハンターとして、グールやゴースト、悪魔など向こうの世界の怪物と戦います。







実は本作は2016年に『Hellhunter』として一度発表されたものの、『Alien vs Predator』や『Sniper Elite』などで知られるRebellion Developmentsが同名の商標を取得していたことが2017年1月に判明したため、改名を余儀なくされました。Ballistic Interactiveは当時“多くの成功したインディーゲームがローンチ時に商標を取得していなかった”という話を聞いており、商標取得に要する予算を開発費に回すことを決断。それが裏目に出てしまったようです。
Ballistic InteractiveのCEOであるPete Skyking氏は、商標の件で話し合ったRebellionのCEO、Jason Kingsley氏が個人的にも助けてくれたことを明かし、「素晴らしい人だった」と語っています。なお、今回の問題についてロンドンの法律事務所Sheridansのコンピューターゲーム部門責任者Alex Tutty氏は次のように話しています。
「私からのインディーズへのアドバイスは、商標登録の検索を行うことです。それらは全てオンラインにあります。名前を思いついたらリリースする前にすぐ検索して下さい。あなたが譲れない本当に良い名前を持っているなら、評判が良くて安価な地域で商標を登録しましょう。私たちは英国の多くのスタジオでそれを行っていますが、法律手数料を含めて約500英ポンドで手続きを完了することができます」