幾度もの開発延期や“作り直し”で知られる有名FPS『Duke Nukem Forever』(2011年6月10日海外発売)。発売の10年前、2001年に開発中であった、同作の“作り直し”前のバージョンについて、現在『Duke Nukem』シリーズの開発を担当するGearboxのCEO、Randy Pitchford氏が言及しています。
海外メディアPCGamesNによれば、この言及は、Web番組Nerdvana Live Showにて、Pitchford氏が2001年版『Duke Nukem Forever』を何らかの形で公開予定であるとしたもの。しかし一方で、Take-Twoの意向により2001年版の無料リリースはできないとのことです。
Pitchford氏は、“最も簡単な方法”として将来の『Duke Nukem』タイトルへの、同作のおまけ収録を示唆しました。なお、Pitchford氏は、ファンに向けて、2001年版『Duke Nukem Forever』のビルドやリリースに期待を持ちすぎないように注意を促しています。
海外メディアDSOGamingが、2001年版『Duke Nukem Forever』の開発担当である3DRealmsの副社長からの情報として報じる所によれば、この2001年版は90%近い完成度に達していたとのこと。14-16時間ほどのゲームプレイでは、RPG的な会話やミッションの受託、パズルを始めとする謎解きの側面も有していた、とされています。
果たして、一度は闇に葬られた2001年版『Duke Nukem Forever』が“Forever”とならず、ゲーマーたちの前に姿を表す日は来るのでしょうか?今後の続報に期待です。