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3月18日に福岡の天神で開催された第11回福岡ゲームコンテスト「GFF AWARD 2018」。前回は メイン会場(エルガーラホール)でのイベントの様子をお伝えしましたが、実は盛り上がりを見せていたのはそこだけではありません。
メイン会場すぐ近くのパサージュ広場にて、同コンテストで優秀賞を受賞した作品の試遊、また関連する企業・団体による展示など、実際にゲームを体感できるイベントも同時開催されていました。本稿では、前回お届けできなかったその様子をフォトレポートという形でご紹介します!
◆協賛企業の展示コーナー
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まずは「GFF AWARD 2018」の協賛を務めた「TSUKUMO」ブースから。
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展示されていたのは、Coffee Lake(*)やGeForce GTX 1060を搭載する小型ゲーミングパソコン 「G-GEAR alpha」。
3月8日に発売されたばかりの新商品ですが、「TSUKUMO賞」としてコンテスト優秀作品の制作チーム(Team.SC)に進呈されていたこともあって注目を集めていました。
(*)デスクトップPC向け第8世代インテル Core プロセッサー・ファミリー
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そばには高性能グラフィックボード「ELSA GeForce GTX 1070 Ti 8GB S.A.C」はじめ、ELSAの新商品なども置かれていました。このグラフィックボートは、TSUKUMOが発売するいくつかのゲーミングPCにも組み込まれているとのこと。
◆優秀作品試遊コーナー
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コンテストの「ゲームソフト部門」で優秀作品に選ばれ、大賞を争った4作品の試遊コーナーも設けられていました。
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重力を反転させつつ操作し、少女を施設から脱出させる『INVERSE』。
少女が宙に浮いている間は重力を操作できないので、使用場所やタイミングを考えければ先へ進めません。パネルアクションの醍醐味がしっかりと詰まっていました。
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『Buzz Hammer』はスワイプ操作でハンマーを振り回し、敵を倒していくゲーム。
制作チーム・KYMI.COMEが「難易度の高いものに対し、みるみる上達していく面白さを体感してほしい」とコンテストで話していたように、とりわけ一気に敵を倒すには非常にコツがいります。
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なかでも最も人気を博していたのは、大賞とTSUKUMO賞の二冠を勝ち取った『SACRED FOUR』。
Oculus Riftと、そのグリップ型コントローラー・Oculus Touchを使って操作し、眼前に突如現れるモンスターを鎖で倒していくというVRゲームで、手の動き次第では複数の敵をなぎ倒したり、掴んで叩きつけたりすることもできます。「調整を繰り返してアイトラッキング技術を再現した」と制作を手掛けたTeam.SCが語っていた通り、VRならではの“没入感を損なわない工夫”が随所に散りばめられていました。
◆企業試遊コーナー
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そして、忘れてはいけないのが「GFF AWARD 2018」に関連する企業のゲーム試遊コーナー。
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合計7タイトルすべてに待ち時間が発生していました。コーエーテクモゲームスの2タイトル以外は、すべて福岡で開発されたタイトルです。
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もしかすると、今回のイベントに遊びに来ていたキッズたちが将来、福岡を担うゲームクリエイターになるかもしれませんね。
◆身体を使う珍しいゲームも……!
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最後にご紹介するのは、九州大学シリアスゲームプロジェクトが手掛けるロコトレ支援ゲーム『ロコモでバラミンゴ』。
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こちらはセンサーにプレイヤーの姿勢を認識させ、片脚立ちになってプレイするゲームで、プレイヤーの上半身が少しでも動くと、それに対応する形で画面内のユニットも左右に動いてしまいます。
正面からハートが流れてきますので、プレイヤーはフラミンゴのように静止状態を保ち続けなければなりません。しかもステージが進むと、ほかの身体の部位まで使わなければならなくなるので、これがなかなか大変でした。なお九州大学は様々な場所での試遊を通して、こちらのゲームがもたらす効果を検証しているとのこと。
大型商業施設の広場で実施されたイベントなだけに、通りがかりの子どもたちも数多く参加していました。地場のゲーム企業が積極的に一般参加型イベント・コンテストを実施する福岡。「ゲームの街と言えば福岡」と呼ばれる日が本当に来るかもしれません!
取材協力:TSUKUMO