任天堂は、平成30年3月期 第3四半期決算を発表しました。
平成30年3月期の連結業績(平成29年4月1日~平成30年3月31日)は、売上高が1兆556億円、営業利益が1,775億円、経常利益が1,993億円、当期純利益1,395億円と、前期を大きく上回る結果となりました。
当期を力強く支えた一因は、ハード・ソフトともにニンテンドースイッチの好調にあります。当期におけるスイッチの販売台数は1,505万台を記録。またソフトウェアも、『スーパーマリオ オデッセイ』が1,041万本もの大ヒットを遂げたほか、『マリオカート8 デラックス』922万本、『Splatoon 2』602万本、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』572万本(累計では848万本)など、数多くのミリオンセラーを達成。
『ARMS』、『1-2-Switch』、『ゼノブレイド2』、『星のカービィ スターアライズ』、『ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT DX』なども好調に推移し、スイッチ関連タイトルだけでミリオンセラーが計9本登場する結果となりました。また3DSでは、『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』が751万本に達し、『マリオカート』と『NEW スーパーマリオブラザーズ2』も当期だけでミリオンを記録。3DS本体も640万台を販売し、根強い人気を見せています。
そのほかには、当期に発売された『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』は528万台を販売。amiibo(アミーボ)の販売も前期を上回っており、フィギュア型は約1,030万体、カード型も約580万枚を売り上げる形に。スマートデバイス・IP関連収入などの売上高は、前期と比べ62%増となる393億円をマークしました。
2018年4月以降には、6月に『マリオテニス エース』が発売予定。また、『ファイアーエムブレム』完全新作や『大乱闘スマッシュブラザーズ(仮称)』が年内に発売予定と、注目作のリリースが控えています。今後の活躍にも注目が集まることでしょう。
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