
ウクライナのデベロッパーViRa Gamesは、VR車椅子シミュレーションゲーム『Wheelchair Simulator VR』の配信を開始しました。本作は道路や工事現場、坂道など、危険いっぱいの街を車椅子で進む難しさをコメディタッチで描いた作品で、次のような要素を特色としています。
- 真実のストーリーとインタラクティブなナレーション
本作のストーリーは脊椎損傷により車椅子生活を余儀なくされるものの、充実した人生を諦めないDmytro Schebetyuk氏によって書かれており、彼がボイスを担当している。そしてプレイヤーのアクションや失敗に対してジョークや皮肉のコメントを行う。 - ユニークな移動システム
手で車輪を回してVRでバランスを維持。それは見た目よりも難しいことが分かる。 - 奇抜なゲームプレイ
ゲームは障害に焦点を当てるのではなく、車椅子に乗っているという楽しい状況にプレイヤーを置く。 - チャリティー
ゲームの利益はウクライナの障害者のインフラおよび生活に関するアクセシビリティプログラムやビデオブログなどを支援する“Dostupno UA”に寄付される。







毎日車椅子に乗っている人の物語を学ぶことができる『Wheelchair Simulator VR』は通常価格1,520円で配信中(5月15日までは15%オフの1,292円)。ViRa Gamesは「VRの力が現実世界の問題を解決するのに役立つと信じている」と語っています。
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