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デベロッパーScavengers Studioは、少人数バトルロイヤルゲーム『Darwin Project』のXbox One版が、現地時間7月4日より基本プレイ無料(Free-to-Play)となったことを発表しました。時間制限やモードの除外なしに、誰もが無料でダウンロードしてプレイすることができます。
アーケイドスタイルのサードパーソンバトルゲーム。その戦闘システムにおいて、メインの武器は斧と弓というのだから、なかなかに「原始」的だ。しかしテレポーテーションやエネルギーシールドといった未来的な能力をもプレイヤーは操ることができる。そして独自の彩りを加える存在が「ショーディレクター」だ。つまりはこのショーを運営する立場のプレイヤーキャラクター、その権限で戦いに「スパイス」を加えたり調整を行ったりするのだ。
バトルロイヤル&サバイバル
「Darwin Project」では、10人のプレイヤーが一斉にバトルロイヤル形式で戦う。舞台は雪に覆われしカナディアンロッキー山脈。プレイヤーはまず寒さを克服しなくてはならない。火を起こし、暖かい服を作るのだ。それから他プレイヤーの痕跡を見つけ、罠を仕掛け、そして実力で仕留める。最後の一人となるまで、プレイヤーたちはその戦闘能力、作成能力、追跡能力、そして個性を存分に駆使しなくてはならない。
E-SHOW: ゲームを支配するはショーディレクター
マッチごとに、1人のプレイヤーがショーディレクターの役割を担う。頭上を飛ぶカメラドローンから全体を見渡すことができる。ディレクターのダッシュボードには一連のツールが並んでいる。例えば重力嵐を引き起こす、ゾーンを制限する、アリーナでのプレイヤーの現在地を全体に知らせるマンハントを解き放つといった類のツールだ。これらを使って不利なプレイヤーを一気に有利に持っていったり、殺戮の限りをつくすプレイヤーに「制裁」を与えることができるのだ。
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ゲーム内のアイテムショップで販売される衣装は見た目を変えるだけで競争に優位性を与えず、決してPay-to-Winにならないよう注意したいとScavengers Studioは語っています。なお、以前に本作を有料で購入したユーザーにはレジェンダリ衣装を含む“Founder's Pack”が提供されるとのことです。
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日本語を含む新たな言語にも対応しているという『Darwin Project』。4月のSteam版基本プレイ無料化とあわせて、さらなるプレイヤーを呼び込むのではないでしょうか。
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