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KADOKAWAは、ツクールシリーズの最新作となる『アクションゲームツクールMV』の早期アクセスを、7月24日からSteamにて開始すると発表しました。
ツクールシリーズは、プログラムや専門的な知識がなくてもオリジナルのゲームが作れる、ゲーム作成ソフトのシリーズです。今回の『アクションゲームツクールMV』では、アクションゲームに特化したゲーム作成が可能となります。
オリジナルのアニメーションや背景マップ、音声データを使用でき、最大4人までのマルチプレイにも対応。物理演算処理を用いたゲームも作成可能と、幅広いジャンルに対応したものとなっているようです。
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本ソフトでは、フィールドや背景、キャラクターやアイテム、BGMや音声など、多彩な要素から成り立つアクションゲームを、6つのツールで管理することができます。
ツール1:素材 必要な画像などの素材を用意し、整理する
ゲームのもととなる画像素材やBGM・音声ファイル等の音楽素材はもちろん、フォントやmp4形式などの動画ファイル、gif形式などのアニメ画像も、ゲーム作成に必要な素材を取り込んで一元管理することができるツールです。
ツール2:タイル フィールドづくりに必要な”タイル”を作成する
ゲームの舞台となるフィールド(いわゆるマップ)のもととなる、タイルを作成するツールです。タイル一つひとつにもアニメーションを設定したり、細かなギミックを設定したりすることが可能です。
ツール3:オブジェクト キャラクターやアイテムにギミックを施す
フィールド上を動き回る主人公や敵などのキャラクター、あるいは置かれているアイテム、配置されている各種ギミックなどの挙動を管理するツールです。物体が坂を転がっていったり、バネで跳ね上がったりするなど、物理演算独特の挙動も、このツールからプログラミングを一切することなく実装することができます。
ツール4:アニメーション 画像などに彩りを与える
各オブジェクトに用いる画像やそれぞれの細かいアニメーションを管理するツールです。ゲームを豊かに彩る、エフェクトアニメーションやパーティクルアニメーションの管理もここで行います。複数のパーティクルを組み合わせることで、表現豊かなアクションゲームを実現します。
ツール5:シーン タイルやオブジェクトでステージをつくる
準備したタイルやオブジェクトなどを用いて、実際にゲーム中のステージを組んでいくツールです。カメラの位置や動き、物理演算を用いた挙動なども、ここで手軽に設定できます。
ツール6:遷移 シーンをつなぎ合わせてゲームの形にまとめる
作成したシーンをつなぎ合わせて、最終的なゲームの形にまとめるツールです。フローをつないで遷移をつくり、シーンからシーンへの移動はポイントを指定することで行います。
機能拡張も可能
さらにJavaScriptでの機能の拡張なども可能。それらの追加機能や拡張機能を使いこなせば、凝りに凝ったゲームを作り上げることも思いのままです。
『アクションゲームツクールMV』商品概要
●ジャンル
コンストラクション
●対応ハード
PC(Windows対応)
●発売日
2018年7月24日アーリーアクセス開始
●希望小売価格
9,800円(税抜)(アーリーアクセス期間中8,500円(税抜) アーリーアクセス開始時にはさらに一週間20%offセールを予定)
●発売元
株式会社KADOKAWA
●開発
株式会社KADOKAWA
●販売
株式会社アクティブゲーミングメディア(PLAYISM)