同ツールの開発を行うJason Shackles氏のコメントによれば、これは、Valveが近年ストアを精力的に更新していることや、それに伴う「Enhanced Steam」に多くの再設計やバグ修正が必要になったことを受けたもの。「Enhanced Steam」はまもなく9.9として最終バージョンをリリースします。
2019年1月31日にはサーバー機能の停止とPatreonキャンペーンの停止が行われますが、直前にサーバー機能を用いないGoogle ChromeとFirefox向けのスタンドアローンバージョンが公開予定。多数の機能が使えなくなるものの、その後の大きなストア更新まではエラー無しで「Enhanced Steam」を用いることができる模様です。また、サーバー自体のソースもオープンソース化されるとのこと。
「Enhanced Steam」のクライアントは既にオープンソースである他、今後サーバーのソースがオープンソースとなることを受け、Shackles氏は、幾多の後継プロジェクトの登場を示唆していますが、同時に“セキュリティ的な問題をはらむ”拡張機能の登場の可能性に触れ、ユーザーに対し注意を促しています。
その便利機能で多くのユーザーを獲得してきた「Enhanced Steam」。ユーザーは、今後の主要な後継プロジェクトの登場や、Valveによる同等機能のサポートなどがなされることに期待したい所ではないでしょうか。
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