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E3 2018のメディア・ブリーフィングにて既に開発がスタートしていることが明らかにされた次世代Xboxですが、Microsoftは従来型のコンソールとしてだけでなく、クラウド専用バージョンの投入も計画していると海外の技術系ニュースサイトThurrottが報じています。
同サイトによれば次世代Xbox、コードネーム“Scarlett”のクラウド専用バージョンは“Scarlett Cloud”と呼ばれており、低消費電力でコントローラーの入力や画像処理、重要な衝突検出などを行うための限定的なローカル計算能力を搭載。ストリーミングボックスとしては少々高価ではあるものの、新世代のコンソールと比べればずっと安価であるとのこと。
また、Microsoftの計画に精通した人物は、マルチプレイヤーゲームがAzure(Microsoftのクラウドプラットフォーム)をセントラルサーバーとして使用していた場合、Scarlett Cloudのコンソールが物理的にマルチプレイヤーサーバーと近くなり、結果として遅延が低減される可能性があると述べています。
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2020年にローンチすると囁かれている次世代Xbox。まだ多くが噂の段階ですが、今後のさらなる続報に注目が集まります。