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現地時間8月21日から25日まで、ドイツで開催されている「gamescom 2018」。数多くのゲームが出展されている中、任天堂ブースではニンテンドースイッチ版『DARK SOULS REMASTERED(ダークソウル リマスタード)』が出展されていました。わずかな時間しか触れませんでしたが、そのプレイフィールをお伝えします。
試遊では、キャラメイク~火継ぎの祭祀場到着までを、携帯モードでプレイすることができました。先に発売されているPS4/Xbox One/PC版と同様、内容はオリジナル版と同一。ここに関してはもはや語ることはないでしょう。ドイツ版のため、決定と回避のボタンが日本版とは逆になっていましたが、それ以外は基本的な操作も同一です。
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グラフィック面では、詳細な話を聞けたわけではないので、あくまで筆者の感覚になってしまいますが、オリジナル版より少し綺麗になり、フレームレートは安定して30fpsが出ているように感じました。携帯/テーブルモードは720pですが、もとより描き込みが美しいタイトルであることに加え、画面が小さいため、十分に綺麗なグラフィックで楽しめます。TVモードでは1080pフルHDとなるため、大画面でも問題なくゲームを楽しめます。
気になる「病み村」ですが、今回のプレイでは、残念ながら行くことができませんでした。オリジナル版では、このエリアにてフレームレートが急激に落ちることがあり、いろいろな意味で印象深いエリアとなっていたので、スイッチ版でどうなっているのか確かめたかったのですが…。このあたりは続報を待つしかありません。
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今回、初めてスイッチ版を触りましたが、何よりも「掌の中で『ダークソウル』をプレイできる」という部分に感動を覚えました。グラフィックやフレームレートの面ではどうしても一歩劣ってしまうスイッチ版ですが、「いつでもどこでも良質な緊張感・達成感を味わえる」というのは唯一無二の特長です。ここに価値を見出だせる方は、本作をより楽しめるのではないでしょうか。
スイッチ版『ダークソウル リマスタード』は、2018年10月18日発売予定。「amiibo 太陽の戦士 ソラール」も同日発売予定です。